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事件が解決し、私は有紗が乗ったパトカーをボーッと眺めていた
夏菜「 事情聴取はまた後日だって 」
ひなた「 もうこんな時間………早く帰らないと 」
菜摘「 私も子供いるから早く帰らないとだ 」
『 みんな気をつけて帰ってね 』
ひなた「 あ、Aは松田くんに送ってもらうのか。じゃあ私達帰るね。 」
私は3人を見送って、店の中に戻った
美和子「 Aさん、今日はもう帰ってゆっくり休んで下さい。事情聴取はまた後日行いますので。 」
『 分かりました。遅くまで巻き込ませてすみません。 』
渉「 気にしないで下さい。僕達はこれが仕事ですから。」
『 それじゃあ、有紗をお願いします……… 』
私は2人にお辞儀をして、陣平の元へ向かった
陣平「 帰るか 」
『 うん 』
陣平の後ろをついて行って、駐車場に停まっている彼の車に乗り込む
しかし、陣平は一向に車を走らそうとしない
『 帰らないの……？ 』
陣平「 ここなら俺しか居ねぇし、泣いてもいいんじゃね？ 」
『 ………！ 』
その陣平なりの優しさのせいで、私はずっと我慢していた涙が出てきた
有紗が犯人だと気づいた時も、自首を薦めた時も、本当は涙が出そうで堪らなかった
家に帰って、1人で泣こうと思ってたのに＿＿＿＿＿
『 っ………今優しくするのはずるいよ… 』
陣平「 じゃあやめるか？ 」
『 知ってるくせに……… 』
陣平「 なら、今は気が済むまで泣くことだな 」
『 …………ありがとう 』
陣平「 辛かったな 」
そう言って陣平は優しく頭を撫でてくれた
こういう所が、本当にずるいんだよな＿＿＿＿＿＿
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りーこ(プロフ) - 泉さん» ありがとうございます🥹頑張って更新していきますね✊🏻 ̖́- (4月5日 18時) (
レス) id: d49ab6f07e (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 続き楽しみにしてます！ 頑張って下さい！ (4月4日 23時) (レス) @page20 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーこ | 作成日時：2024年3月6日 21時
