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華の金曜日、仕事終わり待ち合わせ場所で陣平を待つ




お腹空いた、早く陣平来ないかな、なんて考えてると私を呼ぶ声が聞こえて振り返る




陣平「 悪ぃ、遅くなった 」




『 ううん、私もさっき来たところ 』




そして私は陣平の車に乗り、彼の家へ




そういえば、最近お互いの家を行き来してばっかりで、どこかへ出かけることないな




まぁ、学生カップルじゃないし、テーマパークでデートとか行かないもんね




最後にどっかに出かけたのっていつだろうなんて考えていると、急に




陣平「 今度の休みどっか行くか 」




なんて、彼が食後のコーヒーを飲みながら言う




『 どうしたの急に 』




陣平「 なんとなく 」




陣平は“ なんとなく ”でそんな事言う人じゃない。でも、同じ事を思ってたみたいで嬉しい。




『 私もどっか行きたいなーって思ってた。どこ行きたいって聞かれたら迷うけど。』




陣平「 決まったら教えて 」




『 了解 』




早速スマホでどこ行くか調べようとしたら、彼が横に座ってくる




そして、寄りかかってきて猫のようにすりついてくる




『 陣平って猫だったっけ? 』




陣平「 そうかもな 」




『 あ、でもこの間美和子ちゃんが、陣平は柴犬とドーベルマンを足して2で割ったみたいって言ってたよ 』




陣平「 どういうことだそれ 」




『 言葉で説明出来ないけど、私も何か納得しちゃった。てか今日どうしたの?めっちゃ甘えん坊じゃん 』




陣平「 なんとなく 」




またなんとなくだ




何かあったのかと考えるけど、思い当たることは特にない




でも、その “ なんとなく ” が、ずっと続いてくれたらいいなと思う

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りーこ(プロフ) - yuka.125さん» ありがとうございます!これからも頑張りますので、応援頂けると幸いです🥹 (2月7日 9時) (レス) id: d49ab6f07e (このIDを非表示/違反報告)
yuka.125(プロフ) - とても面白かったです!これからも頑張ってください! (2月7日 7時) (レス) @page13 id: 6cd4b73c69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りーこ | 作成日時:2024年1月2日 0時

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