彼氏が乙女心を知らないのだが【松田陣平】

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『 松田…！ 』




ポアロから急いで走り、私は事件の起きたというマンションに到着した。




陣平「 遅せぇ 」




『 これでも急いで来たんだけど！それに今日非番だし！』




陣平「 仕方ねぇだろ、今日人手足りねぇんだよ 」




目暮「 いやぁ、非番なのに呼んで悪いね 」




隣に居た目暮警部は、ちゃんと急いで来た私を労ってくれる。アイツとは大違いだ。



『 いえ、ちょうど近くにいたので。それより一体何があったんですが？』




目暮「 ベランダから女性が転落したそうだ。今、事故なのか事件なのか調べてるところだ。とにかく中に入ろう」




『 はい 』




陣平「 その前に、後ろのガキ共どっかにやれよ 」




『え？』




後ろを振り返ると、そこにはポアロで別れたはずの少年探偵団の皆の姿が。




『みんな……！後ろ付けてきたの！？』




元太「 事件って言ったら、この俺達少年探偵団だろ！？」



光彦「 僕達に解けない事件はありませんよ！ 」




歩美「 私達も協力する！ 」




『あのね……気持ちは嬉しいんだけど、流石に事件に関係ない人を入れることは出来ないの。だから、ここは私達警察に任せて。』




歩美「 でも……もうコナンくん中入っていっちゃったよ？」




『 え！？ 』

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