彼氏が乙女心を知らないのだが【松田陣平】

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第一印象は、本当に嫌な男だった




来たくなかったって感じが、もう顔に出てるし、女子と全然話さない




私だって来たくなかったのに、頑張って話してるのに……




研二 「 もう陣平ちゃんも何か話しなよ〜」




陣平「 話すことねぇ 」




返しはムカつくけど、顔は私好みなのが余計ムカつくなぁ……




研二「 ごめんね、陣平ちゃんこういうタイプで！あ、そうだ！この間教官に怒られた陣平ちゃんの話聞く？」




助け舟のように、萩原くんが何とかその場を盛り上げるように話し出す
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研二「 それで、陣平ちゃん勝手に銃分解しだしてさ！」




「 えぇ…それって大丈夫なの？」




研二「 それで訓練中止！ 」




陣平「 あんなチャカ渡してくる方が悪ぃだろ 」




そんな事を言う彼は、あまりにも自信ありげで、それが何だが可笑しくて、つい1人で笑ってしまう




『 ふふっ…あっ、ごめんなさい…！でも、すごく可笑しくて…つい…… 』




陣平「 ………… 」




研二「 良かったじゃん陣平ちゃん！この話ウケて 」




陣平「 アイツだけだろ 」




研二「 じゃあもうそろここは切り上げて、カラオケ行っちゃおうか！ 」




「「「「「 おー！！！ 」」」」」

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