彼氏が乙女心を知らないのだが【松田陣平】

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『 ………色々あったよね 』




陣平「 急になんだよ 」




『 いや、昔のこと色々と思い出してただけ 』




仕事終わり、家で2人過ごしていたら、ふいに3年前のことを思い出して浸っていた




陣平「 ………そりゃあ、7年も居れば色々あるだろ 」




改めて聞くと、7年すごい月日だなと思う。7年ってことはコナンくん達が産まれる前から付き合ってたことになる。




『 本当にあの時の陣平、無鉄砲だったよね 』




陣平「 そういうとこが好きだったんじゃなかったのかよ 」




『 そうだけど、流石にやりすぎだよ 』




陣平「 今こうしてここにいんだから良いだろ 」




『 そうだね 』




結果オーライということか。ま、今が楽しいんだから、それでいいよね。




『 そうだ、今度非番にあそこのデパート行こうよ 』




陣平「 どうせ化粧品コーナー連れ回すんだろ 」




『 正解。あそこいっぱいあるから、ついつい色んな所回っちゃうんだよね。』




陣平「 Aが楽しいんなら、それでいい 」




急な発言に、ついスマホを触っていた手が止まる




『 眠い？ 』




陣平「 あぁ… 」




やっぱり。いっつも欠伸しているけど、本当に眠い時は素直になることが多い。多分、半分寝ぼけてるんだろう。




『 もう寝たら？確か昨日徹夜だったんでしょ？』




陣平「 寝てくる 」




『 おやすみ〜 』

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