黄金マンネと四次元ヒョン 2

事故りました NJside ページ2

ワールドツアーが終わり、デビュー後初めての長期休みを会社からもらった
しかし今の俺らはそれどころじゃなかった



みんなそれぞれの時間を過ごしてた昼下がり、一本の連絡が入った

マネージャーを含めた業務用グループトークの通知だった



マネージャージョングクが今朝事故に遭った。幸い大きい怪我はないんだが頭を打ったらしく今〇〇病院にいる。来れるか?




心臓の鼓動が早くなる



作業室の扉が開きジミンとテヒョンが入ってきた




JM「ヒョン！メッセージ見ましたか？！」


TH「ジョングギが、じ、事故に遭ったって…」


NJ「2人とも落ち着いて、メッセージなら今見た
スタッフに車出してもらうよう言ってくるから事務所の下で待ってて

お前らが取り乱したら周りも混乱する」




スタッフに車を出してもらい事務所にいた他のメンバーを集めジョングクのいる病院に向かった



車の中はいつもの騒がしさはなく、ほぼ皆口を閉じたままだった

ジミンは震えるテヒョンの手をずっと握っていた




JM「大丈夫だよ

マネヒョンだってそんなに大きな怪我もしてないって言ってたでしょ？」


TH「…ん」




テヒョンはずっと俯いたまま涙を堪えているようだった



病院に着き、病室に急いだ

ドアを開けるとそこには元気そうにマネヒョンと話しているジョングクがいた




JK「あれ？皆来たんですか？」




頭に巻かれた包帯は痛々しく、腕の所々に擦り傷が見つけられる




YG「…お前、大丈夫なのか？」

JK「転んだ時に頭が切れちゃって、でも全然大丈夫ですよ！」


JH「っ、心配させやがって〜！このこのっ！」


JK「ちょ、ヒョンそこ痛いです」


JH「あ、ごめん」


JN「全く…事故ったって聞いた時は心臓飛び出るかと思ったよ！気を付けてよねっ、全く…」




皆元気そうなジョングクを見て安心した顔を見せ始めた



1人を除いて




JM「テヒョン、話さないの？」


TH「…なんで、事故になんて遭ったの」


JK「…え？あ、その、車道に携帯落としちゃって…

それで、取ろうと思ったら急に車が飛び出してきたんです」


TH「っ、なんで車道に飛び出すんだよ！そんなに携帯が大事か？もっと体のこと考えろよ！」




今までずっと黙って泣きそうだったテヒョンが怒鳴り出し病室はまた静かさに覆われた




しかし、次の一言で全てが崩れた




JK「あの、この人誰ですか？」


NJ「…は？」




ジョングクの目線の先には、テヒョンがいた

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