. THside ページ43
デパートでの買い物も終わり、夜ご飯の時間になる
いつもグガが行くヤンコチの店に行くのかと思ったら、予約してある店があったのを忘れていた
タクシーで連れてこられた場所はあり得ないくらいに豪華そうなホテルだった
エントランスや駐車場にはリムジンや艶めく黒車、高級車が何台も止まっていた
僕らは上司やとても大事なイベントがある時だけこんな感じのホテルでご飯をすることはあるがそれはほぼご飯目的ではなくインタビューだったり仕事関連で来ることが多い
ましてやプライベートで来たことはない
開いた口が閉ざせずに案内されるがままに個室へと足を進める
レストランにはドレスコードがあるのかお客さんは皆、昼間のカフェとは打って変わり、煌びやかなドレスや黒いスーツなどを着こなしていた
TH「ね、ねえ、これドレスコードとかあったんじゃない？こんな服で大丈夫？」
JK「大丈夫ですよ、それにドレスコードなんてありませんよ」
目の前を歩くグクは一切緊張感を見せずにお客さんの間を堂々と歩いている。
通された個室は2人では十分すぎるほどの広さだった
「本日ご予約されたコースはこちらとなっております。
こちらの前菜は…___
それでは料理が届くまで少々お待ち下さい。
失礼致します。」
ウェイトレスが部屋から出て行き部屋は完全にグガと俺の2人となった
TH「っあーー…きんちょーした…」
肩の荷が一気に降りたように背もたれに寄りかかる
JK「…ヒョン、やっぱりダメでした？」
TH「何が？」
JK「…今日はヒョンを楽しませるために色々考えたんです
今までずっと僕のこと弟としか見てなかったでしょ？だからちゃんと恋愛対象として見てもらうために考えたけど…
逆にヒョンの負担になっちゃいましたね」
もしかして、今僕が緊張してるからそんなことを考えているのか？
楽しくないなんて思ってないし、負担にだってなってないのに
TH「グガ、なんか誤解してるみたいだけど今日はちゃんと楽しかったよ？
いつもグガと2人で遊びに行くことなんて何回もあるのに、今日はいつもより緊張しただけ
いつも通りの日々が1番楽しいから、グガに無理させちゃったのは僕の方だよ
ごめんね、一緒に考えられたら良かったのに」
JK「…ヒョン」
TH「まぁでも、こんな日もたまにはいいんじゃない？
非日常みたいな感じで、ね？」
それから運ばれてきた料理は、ほっぺたが落ちるくらいに美味しかった
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Mikuru(プロフ) - 更新待ってます！！ (2019年9月22日 18時) (
レス) id: 78bc9c7551 (このIDを非表示/違反報告)
京香(プロフ) - 更新待ってます！ (2019年3月25日 17時) (レス) id: f8b9a9cc29 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - やばい、、可愛すぎる、、。更新待ってます！ (2019年2月9日 14時) (レス) id: 6ad1841f9d (このIDを非表示/違反報告)
京香(プロフ) - それは良かったです！楽しみにしているので、頑張ってください！待ってま〜す！ (2019年2月7日 18時) (レス) id: 23fde02548 (このIDを非表示/違反報告)
CROOKED(プロフ) - 京香さん» 諸事情の予定が終わりましたので時間がある時に更新していけたらなと思います！楽しみにしていてくれたのなら嬉しいです！(´TωT｀) (2019年2月7日 1時) (レス) id: c0cec26094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CROOKED
| 作成日時：2018年1月20日 19時
