Seven Lens 【BTS】

42 JKside ページ44

朝起きていつも通りヌナの部屋へ向かう



この僕を朝早くに起こさせる小悪魔ヌナ
寝起きが悪いのに何故かヌナを起こすのはとても幸せな気持ちになる



僕とヌナだけの時間



部屋を出るとシーンとした冷えた廊下



『っ、さむっ』



急いでヌナの部屋へ入る



ここ数日で分かったこの人の悪い癖



なんでドアを閉めないの？こんなに寒いのに……
冷えちゃうよ



ベッドを見ると、布団を掛けずに、寒そうに丸くうずくまったヌナがスヤスヤと寝息をたてて寝ている



『ぷっ、寒そうな顔』



you「……んん〜」



少しだけ八の字に下がった眉毛は布団を掛けてあげると嬉しそうに広角が少しあがっている




暖かそう……



バレないよね？




少しだけ、寒さをしのぐだけだから




『……暖かい』




ヌナのシングルベッドに大人二人は少し狭いがまたそれも良い




『もう、メンバーの皆には嫌がられてるんだろうな……』




you「ん〜……

大丈夫ですよぉ……正直に、頑張って……

んふふ〜」



『寝、言……？』



まるで励まされてるみたいだった




勝手な解釈だけど、この言葉に俺は救われたい




起きたら、メンバーの皆を起こして、正直に話してみよう



だからそれまで……




全部暖めて……




＿＿＿＿＿＿＿




……ん？




目が覚めると
隣で寝ていたはずのヌナが居なかった




どこ行った……？




ベッドから降りて部屋を見渡すがいるはずもない



その代わりにリビングから話し声が聞こえる




誰か話してるのか？




部屋を出てリビングにゆっくりと向かう





you「私に宿舎にいる意識してもらえたら離れますって言われたんです
よく意味がわからなくって…」






ありゃ、ヌナが全部言っちゃったw

てか意味わかってなかったのね…




Vヒョンなら、気付くかな…？




TH「だからあの時…」




ほら、やっぱり気付いた…




RM「どうかしたの？」





you「？」





出るなら今かな？



『……皆さん何してるんですか？』




BTS-JK「……あ」




you「ジョングクさん、おはようございます」




ヌナ以外、皆の顔はとても堅苦しい顔になっていた




『お早うございます、ヒョンたち』







ヒョンたち、特にVヒョン、顔が怖いです……

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