32話 ページ39
「い"っ…もう戻ってきたのか…！」
フロイドがはね飛ばした魔法はどうやら彼に当たったらしい。
腕を抑えていた。
「悪いが、今大事なモノの途中なんだ、Aさんを返してくれるか？」
「はぁ？？返すわけねーだろ」
「僕と彼女は結ばれるべきなんだよ、さっさと返せ…！！」
「うるせーしきめーんだよ！！！」
フロイドは私を背中に隠して魔法を放つ。
彼もさすが3年というところか、防衛魔法で防いでいる。
でも、やはり魔力が足りないのか押され気味だった。
「くそ…！こうなるからフロイドが来る前に全て終わらせようとしてたのに…！！」
フロイドが私に当たらないように、見えないように魔法を放ってくれる。
『！、うっ…』
「！？、A！！」
身体がだんだん熱くなってきた。
あ、もしかして
『ふろ、いど…3分経っちゃう…！！』
「けど、今気ぃ抜いたらアイツの攻撃を食らってしまうし…！あぁもうクソ！！！」
痛くなってきた。
「こうなったら、僕のものにならないのなら一生そのまま似してやる！！！」
「あ"ぁ"まじうぜぇ！！」
あと、30秒もない
『や、やだ…やっと戻ったのに、フロイドに見せれたのに』
「…A、大丈夫、大丈夫だから」
『だって、もう私は二度と戻れない』
「そんなことない」
『でも…！』
「A」
フロイドが優しく微笑んで私を見る
「アイツは知らないっぽいけど、オレはあと1つ方法を知ってる。それこそオレにしかできない、俺以外は出来ない、特別な方法」
『特別な…』
「うん。だから泣かないでよ。オレを信じて？」
真っ直ぐな目…
『……わかった。信じる、ね』
その時、網のような何かが彼の体を覆った
「うわ！！なんだこれ！！くそっ！」
『あ、網…？』
「遅くなりました。2人とも」
網の先に繋がっていた紐を辿っていくと人魚の姿をしたジェイドくんがいた。
「ジェイドおっっそい！！」
「すみません、少々これを作るのに手間取りまして」
「この網は魔法が使えなくなる上に動けば動くほど痺れるクルーウェル先生お手製の網なので動いても無駄ですよ」
『よかっ…』
ポンｯという軽快な音と共に私はサメの姿に戻っていた
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ラムネ - めっちゃ書き方上手だし、最高！投稿頑張ってください！ (2022年5月4日 16時) (
レス) @page24 id: 4774474826 (このIDを非表示/違反報告)
クリア(プロフ) - ゆっずーさん» お返事遅くなりました！泣いたとはΣ(ﾟﾛﾟ;)たまたま水族館の映像みている時に小さいサメを見て思いついた話なので見たいただけて嬉しいです。ありがとうございます！ (2020年10月22日 18時) (レス) id: 87916d196f (このIDを非表示/違反報告)
クリア(プロフ) - フロイドLoveさん» お返事遅くなりました！幸せと言って頂けて嬉しいです…！ありがとうございます(´；ω；｀) (2020年10月22日 18時) (レス) id: 87916d196f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー(プロフ) - 見るの遅れましたが、なんかもう、(話が)素敵すぎて(フロイドが)カッコよ過ぎて(フロイドが)好きすぎて泣きました。←実話 そして、続編おめでとうございます！今から見てきますね！これからも応援します！ (2020年10月19日 9時) (レス) id: 9d94954881 (このIDを非表示/違反報告)
フロイドLove - フロイドほんとに大好きで、この小説に巡り会えて私は幸せですっ(*´∀`)♪こからも応援しています！ (2020年10月6日 22時) (レス) id: fa31eb8a74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリア | 作成日時：2020年8月29日 23時
