タレ目ウツボと小さなサメ

27話 ページ34

残り1日___

Aside






「Aさん！フロイド！！魔法薬の準備は整いましたよ！！」







フロイドとジェイドくんとお話してる時、嬉しそうにアズールくんが飛び込んできた。








『！、ほんとに！？』


「アズール出来たの！？」


「えぇ出来ましたよ！！！」


「で、その魔法薬は？」






確かに、今は何も持っていない。





「魔法薬はクルーウェル先生が預かってくれています」


『そうなの？ここにあった方が早く飲めるんじゃ…』


「出来たら直ぐに瓶に入れ冷蔵しなければならないので」


『へー…そうなんだぁ』






魔法ってすごいなぁ







「A、やっと明日戻れるね」


『…うん。これも全部、フロイドのおかげだね』


「んふふ♪楽しみ」


『私も、楽しみ』









いよいよ明日、フロイドにちゃんとした姿を見せれるんだ。






そう考えると自然とニヤケが止まらなくなった








「軽く打ち合わせでもしておきましょうか」



パンパンと手を叩いて私たちの会話を終わらせる



「まず、あの魔法薬を飲む時間帯ですが午前０時から午前3時までの3時間の間です。それ以降、それ以前に飲んでも効き目はありません」


『わかった』


「飲んだあと元の人魚の姿に戻れるのですが3分以内に何かをしなければまたサメの姿に逆戻りしてしまいます。その"何か"はわかっているのでしょう？フロイド」


「もちろん！バッチリわかってるよ〜」







何かってなんだろうか…まあ、フロイドに任せよう









はやく、０時になって欲しい






「あぁ、それと＿＿＿＿＿なので、くれぐれも失敗しないように」



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



「完成したのか…しかもソレはあの教師の所、ふむ…ふふふ…




絶対に、そいつなんかと結ばせてたまるか」

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