・ ページ8
・
Prince「ただいま〜」
そんな静寂を切り裂くかのように音を立てた玄関のドアがPrinceの3人が帰ってきたことを知らせた。仕事がはやく終わったみたいだった。先程までKingが大喧嘩を繰り広げているなど知る由もない3人は、いつも通りリビングへと入っていく。
優太「え…なにしてんの」
ソファーの端っこにクッションを抱えて座っている永瀬に、ダイニングで頬杖をついてそっぽを向いている平野。そしていつもなら考えられないほど重たい空気の流れるリビングに戸惑うPrinceの3人。
紫耀「別に」
廉「優太にそんな言い方ないやろ」
喧嘩したことを察知したPrinceの3人は、仕事が終わってもう帰ってきているはずの�盒兇�いないことに気が付いた。
玄樹「あれ？海人は？」
勇太「部屋じゃない？」
「いつもならリビングにいるのに」と言いながら2階に上がっていった岩橋。�盒兇良�屋の扉の隙間から微かに光が漏れていた。
岩橋が�盒兇良�屋のドアをノックするも、返答がない。もう1回ノックしてみて、やっと返事があったと思ったら「俺絶対部屋から出ないから！」の一点張り。
玄樹「海人、どうしt…」
海人「紫耀と廉なんか知らないもん！！」
岩橋が言い終わる前にそう叫んだ�盒供�どうやら岩橋のことを平野と永瀬と勘違いしているみたいだった。
それも無理はない。なぜなら今日Princeは予定よりもはやく仕事が終わり帰宅したからだ。
玄樹「海人、俺だよ？」
岩橋がそう声をかけると内側から開けられた扉。扉からちょこんと顔を覗かせた�盒兇瞭靴禄瓩鵑任い董△修瞭靴�らは今にも涙が零れ落ちそうだった。
海人「玄さん、、、」
岩橋のことを部屋に通し、ベッドに腰掛けると弱々しく岩橋の名前を呼んだ。そんな�盒兇鰺イ靴�抱きしめると、�盒兇量椶�ら涙が零れ落ちた。
�盒兇稜愧罎鰺イ靴�擦りながら、岩橋がふと机に目を向けると、製作途中であろう連載漫画の絵が見えた。
そこに描かれていた俺らはみんな楽しそうで、仲良く笑っていた。
海人「ふたりが仲直りしてくれなかったらどうしよう、、、」
�盒兇藁泙鯲�しながら岩橋に訴える。そんな�盒兇力辰髻屬Δ鵑Δ鵝廚誹�きながら聞く岩橋
海人「カイみんな仲良くないと嫌だ」
弱々しく呟いた�盒供７�嘩の事情を知らない岩橋からすると、無闇矢鱈に首をツッコむことはできなかった。
喧嘩の理由を聞いても良かったのか。悩みながら出した答えは深くは触れないことだった。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 266人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みあ(プロフ) - 四周年おめでとうございます！ここまでお疲れ様でした。これからも楽しみにしてます (2020年4月14日 23時) (
レス) id: 985d7c4caa (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん - じぐいわメインでいわちがパニックになる→みんなに告白するって言う話が読みたいです！ (2020年3月31日 18時) (レス) id: b07165f18a (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - 久しぶりの更新！ありがとうございます！待ってました (2020年2月14日 23時) (レス) id: 985d7c4caa (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - えぬさん！リクエスト失礼します！玄樹くんが過労で倒れて、廉くんが看病をしてあげるお話が読みたいです！最近更新されてなくて忙しいのかもしれませんが、更新楽しみに待ってます (2019年12月29日 1時) (レス) id: 985d7c4caa (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - えぬ。さん！お受験お疲れ様です！このお話好きで、更新されるのを楽しみにしてます。自分のペースでいいので、応援してます！ (2019年12月12日 23時) (レス) id: 985d7c4caa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えぬ。 | 作成日時：2019年9月7日 8時
