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望side
流星「なんで冷たくしたん」
俺が家への帰り道を急いでいると聞こえてきた流星の声
望「っ………別に…なんでもええやろ」
流星「望はAのこときらいなん？」
そんなわけないやん。大好きや。
望「…」
だけど、重岡さんのために嫌いになると決めた以上
ここで認めるわけにはいかへん
流星「好きなんやろ？」
望「…は？なに言うてんねん、俺はもうすきやn……流星「いつまでもそうやって逃げてるんちゃう！…ホンマは好きなんやろ？」
望「別にそんなんじゃ……流星「はやく自分の気持ちに気づや！…素直になれよ！」
流星がこんなに声をあげることは見たことがない。
望「…」
流星「好きなんやろ？」
俺はゆっくりと頷いた。
流星「なら、ちゃんと伝えな…アイツは……Aはお前を待っとるんや…！」
流星のその一言で俺はなにかを感じ取り、今すぐ重岡さんのところに行かなあかんと思った。
さっきの場所に戻ったが、重岡さんの姿はそこになかった。
俺は重岡さんを探しいろんなところへ走った。
そしてようやく見つけたとき、重岡さんの目には涙が浮かんでいた。
そんな重岡さんの横には、教室とかでよく見る先輩がいた。
大毅「じゃあA先帰ってるで」
どうやら俺がずっと恋敵だと思ってた先輩は重岡さんのお兄さんとその親友さんだったらしい。
智洋「じゃあなAちゃん」
そんな先輩に通り過ぎるときに言われた。
大毅「俺のたったひとりの大事な家族なんや…幸せにしたって」
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掛け持ち作品のほうが完結したので、
次はこちらを完結に向かわせます！！！
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作者名：えぬ。 | 作成日時：2018年3月9日 23時
