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流星side
先生に呼び出されたのは嘘
先周りしてAの告白するところを。
A「小瀧くん!」
望のことを呼ぶAの声が聞こえたからちょっと木の影に頑張って隠れて話を聞いていた。
望「なんやねん」
A「えっ……ごめん」
Aは立ち尽くしてしまった。
そんなAに見向きもせずに望はこっちに歩いてくる。
俺は望が通り過ぎたのを確認して話しかける。
流星「なんで冷たくしたん」
望「っ………別に…なんでもええやろ」
流星「望はAのこときらいなん?」
望「…」
流星「好きなんやろ?」
望「…は?なに言うてんねん、俺はもうすきやn……流星「いつまでもそうやって逃げてるんちゃう!…ホンマは好きなんやろ?」
望「別にそんなんじゃ……流星「はやく自分の気持ちに気づや!…素直になれよ!」
望「…」
流星「好きなんやろ?」
そう言うと望はゆっくりと頷いた。
流星「なら、ちゃんと伝えな…アイツは……Aはお前を待っとるんや…!」
望はゆっくりと走り出し、来た道を戻って行った。
俺がこんなに望に声を荒げたのは初めてかもしれない。
流星「ハァ………」
ホンマに素直やないんやから
流星「頑張れよ」
走っていく望の背中にそう声をかけた。
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先に掛け持ち作品のフィルター越しに見た空の青【Kento.N】を完結させるので、こっちの更新しばらくお待ちくださいっ!!
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作者名:えぬ。 | 作成日時:2018年3月9日 23時