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Aちゃんに気があるからとかじゃなくて、これは完全に俺の好意でやってる。
Aちゃんのことは可愛い妹やと思ってるし、もちろん異性として見てるけど恋愛的な好きという感情はもっていない。
きっとそれはAちゃんもそう
昔から仲良くしてる近所の先輩っていう感覚で、ましてや小瀧のことが好きなわけやから俺にそういう気持ちがあるとは到底思えない
キッチンにたち、夕食の準備に取り掛かる。
冷蔵庫のなかにあったものを使ってハンバーグを作ろうと考えた。
やけど、今から作り始めたら完成してからふたりが帰ってくるまでに時間が開きすぎる。
冷蔵庫に貼ってあったふたりのバイトの予定を確認し、逆算してこの時間に支度を始めると決めた。
その時間までは、洗濯と掃除をした。
洗濯はAちゃんたちが家を出る前に洗濯機を回してはったから干すだけ
掃除もAちゃんの部屋はいつも綺麗やし、しげもそこそこ本やらが散らかってるくらいでそこまで汚くはなかった。
夕食の支度をするまでまだ時間があったからついでにお風呂の掃除でもしようと思い、風呂掃除まで終わらせた。
ガッツリ主婦やな〜なんて思いながらも一息休んでから夕食の支度に取り掛かる。
焼き始めた頃、玄関から音がした。
A「ただいま〜」
智洋「おかえり〜」
今日はAちゃんの方がはやく帰ってきた。
A「めっちゃいい匂い!」
智洋「もうちょっとで出来るから待っとってな〜」
大毅「ただいま〜」
A「あ、おかえり〜」
智洋「おかえり、しげ」
大毅「ごめんな〜神ちゃん」
智洋「全然やで〜」
料理とかも別に嫌いやないしむしろ好きやからなぁ
しげとAちゃんが制服に着替えてるあいだにお皿に盛り付けて並べる。
ちょうど並べ終わったことにふたりとも降りてきて3人で食卓を囲む
「「「いただきます」」」
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作者名:えぬ。 | 作成日時:2018年3月9日 23時