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高木くん ページ39

伊野尾side


楽屋に着くと同時に雄也が倒れた。
撮影中から怪しいなとは思っていた。

他のみんなは気がついていたいなかったらしく戸惑っている。

でも大ちゃんはやけに落ち着いてる。

有岡「伊野ちゃん!ソファーあけて」

伊野尾「分かった」

俺は大ちゃんに言われるまま荷物をどかした。

大ちゃんは軽々と雄也を持ち上げソファーにのせた。

薮は医務室に必要なものを取りに、光は病院に行ったあとのために家の片付けしに行った。

俺は救急車を呼んだ。

薮が戻って来て……

薮「お待たせ」

有岡「体温計と氷とタオルちょうだい」

薮「はい!」

大ちゃんが症状を最小限に抑えていると救急車が来た。



救急隊員「どなたか同乗してください」

伊野尾「俺行きます」

薮「伊野尾、任せた」

有岡「俺らは光くんの家にいってる」

伊野尾「うん、分かった」


救急車に乗り俺はまだ目を覚まさない雄也の手を握りしめた。

伊野尾「雄也……」

雄也には聞こえないはずの声……

でもかすかに手が動いた。

ただ…………

伊野尾「雄也?」

高木「…………」

返事はない


もうすぐ病院につくという時……

俺の握っていた手を握り返されたような気がした。

伊野尾「雄也??」

声をかけると……

高木「伊野……ちゃん??」

伊野尾「そーだよ!大丈夫?」

高木「大丈夫……心配かけてごめんね」

伊野尾「いいんだよ!心配するのがメンバーの仕事だから」

高木「ありがとう」


やがて病院に着き、検査を受けた。

ただの風邪だったが熱が高かったので念のため薬をもらい光の家に行く。



____ピンポーン

八乙女「はーい!」

__ガチャ……

伊野尾「来たよ」

八乙女「おぅ、ソファーあいてるから座って」

高木「ごめん、ありがと」

雄也を支えながらゆっくり歩き、ソファーに座らせる

雄也の体はやはり熱かった。

薮「少し寝てな」

高木「うん」

有岡「寒かったら毛布かけてね」

高木「有岡くん……」

有岡「ん?」

高木「そばにいて……」

有岡「うん、いいよ」

大ちゃんは満面の笑みで答えた。

高木「ありがとう」

そういう雄也はどこか小さく見えた。
最年長なのにね……

大ちゃんよりももっともっと小さく……

高木くん→←高木くん(あいさんリクエスト)



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れーな(プロフ) - まなさん» 分かりました!ありがとうございます(〃・д・) -д-))ペコリン (2016年8月4日 18時) (レス) id: 3be6affb0d (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - ありがとうございます!気長に待ってます。私の作品もリクエスト募集しているのでリクエストできればお願いします (2016年8月4日 18時) (レス) id: b1352a31ee (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - まなさん» リクエストありがとうございます!少し時間がかかりますが書きますね! (2016年8月3日 19時) (レス) id: 3be6affb0d (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 今ってリクエスト受付してますか?もししてたら、光君がインフルだったのに我慢してしまい、だけどメンバーに気づかれるというのをお願いします。 (2016年8月3日 13時) (レス) id: b1352a31ee (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - 抹茶さん» 指摘?ありがとうございます!これから気をつけますね! (2016年7月19日 19時) (レス) id: 3be6affb0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えぬ。 | 作成日時:2016年5月14日 11時

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