完全リクエスト 短編小説３

岡本くん ページ36

山田side

今日は圭人とカフェめぐりの予定だったんだけど……

山田「遅いな〜」

圭人がなかなか来ない

気になってGPSで圭人の居場所を探す。

すると圭人はまだ家にいた。

遅刻を全くしない圭人が待ち合わせの３分前に家にいるのにはさすがに違和感を感じ、圭人の家に行くことにした。





圭人の家につくなり目に入った光景……

山田「圭人！？」

顔は青白く、呼吸もうまく出来ていない圭人がいた。


山田「圭人！？大丈夫！！？圭人！！」

いくら呼んでも圭人から返事が帰ってくることはなかった。

山田「とりあえず救急車」

俺は救急車を呼び、ひたすら圭人に声をかけ続けた。


＿＿＿＿ピーポーピーポー

救急車が来た。


俺は救急車に同乗した。


辛そうな顔の圭人を見てるとなぜだか涙が溢れてきた。


山田「圭人………」

涙はおさまるどころかどんどん溢れてくる。



救急車は病院についた。
圭人はすぐに診察を受けた。



圭人が診察中俺は知念と裕翔に連絡をした。


携帯を閉じて診察室の札を眺める。


山田「はぁ……」

自然とてできたため息

しばらくしても圭人は出てこなかった。


圭人が来るまでボーっとしていた。








知念「涼介！」

中島「圭人はー？大丈夫！？」

２人は走ってきたのか息を切らしていた。


＿＿＿＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

診察室の扉が開き圭人が出てきた。


山田「圭人！」

俺は圭人に飛びついた。


圭人はすこし驚いた表情になったがすぐに笑顔で

岡本「大丈夫だよ。ごめんね心配かけて。風邪だって。ありがとう」

知念「じゃあ、裕翔の家いこー！」

山田「え？」

いきなりでびっくりした。
知念はそんな俺の思っていたことを感じ取ったのか

知念「だって、涼介は圭人とカフェめぐりの約束だったから部屋は散らかってる。でも裕翔の家はいつも綺麗だから！」

中島「いぇい。いつもというか今日は一応片してきたけど」

こういう優しさ……

メンバーのことをそれだけ思ってるってことだよ。圭人……

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