完全リクエスト 短編小説３

山田くん ページ32

有岡side

今日はOFFだったから知念とご飯を食べに行ってたんだけど将暉から電話がきたから出てみたら

菅田「山田が倒れた！今平成病院にいる！」

有岡「分かった！今からいく！」

菅田「よろしく！」

電話を切り知念に事情を話し平成病院に向かう。

病院に向かってる間知念は

知念「涼介大丈夫かなー」

知念「涼介……涼介」

と口を開けば山田のことばかり……
それだけ心配なんだろうね

病院につき山田の待ってる病室に急ぐ

509号室について扉を開ける

もちろん最初に叫んだのは知念

知念「涼介！大丈夫！？」

息を切らしながら言う。

山田は知念を見て

山田「ごめんね知念、大ちゃんも心配かけて。大丈夫だよ」

菅田「じゃあ俺は撮影に戻るから山田をよろしくな」

将暉は俺と知念の肩をたたいて病室を出た。

俺は将暉の背中を見送りながら

有岡「うん」

と力強く頷いた。



有岡「点滴終わったら帰れるの？」

山田「うん」

なにか言いたそうな顔で答えた山田

知念も同じことを思ったらしく

知念「何か言いたいことあるんじゃないの？」

山田「えっ……」

少し驚いた顔をした山田

でもすぐに悲しい顔になった。

山田「あるよ。でもメンバーみんなの前で話したい」

知念はすこし笑って山田の頭をポンッと叩く。

知念「当たり前じゃん、涼介らしい」

有岡「じゃあ点滴終わったら知念の家ねー」

知念「しょーがないなー。とんでもなく散らかってるけど伊ー野ー？？」

山田・有岡「尾っ慧！」

普段の何気ない会話……

でも今日は時間が早く過ぎたと感じた。

山田「点滴終わった」

そういいナースコールを押す山田

しばらくすると看護師さんが来て

看護師「では、これで終わりになります。受付で薬と吸引機をもらってください」

山田「はい、ありがとうございます」

山田はベッドからおり、礼儀正しく挨拶をし病室を出た。
それに俺達も続く

その後受付で薬と吸引機をもらい知念の家にむかった。吸引機は２つもらった。
１つは山田、もう１つは知念が持つことになった。



やがて車は知念の家に着いた。

知念「どーぞー」

山田・有岡「おじゃましまーす」

知念「はい、涼介はそこに座ってて」

家について早々知念に促されるままソファーに座る山田

有岡「で、話したいことあるんだよね」

山田「うん」

有岡「もう少しで来るから待っててね」

小さく頷く山田


ピンポーン……

知念「はーい！あいてるから入ってきてー」


JUMP「おじゃましまーす」

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