完全リクエスト 短編小説３

知念くん ページ24

山田side

今日は知念と遊ぶ約束をしてるんだけど……

山田「ちーねーん！」

呼んでも返事がないので合鍵で入った。

そして見つけたのは床に倒れてる知念

近寄り知念に触れる。

山田「あつっ！」

知念はかなりの高熱を出していた。

俺は知念をソファーに寝かせた。

山田「冷えピタとかないのかな……ごめんね、知念あさるよー」

納戸からあさると出てきた。

山田「はるよー」

少し小さいけどまぁ……気にしない

貼ったとき

知念「ん……」

山田「あ、知念大丈夫？」

知念が起きた。

知念の顔……
よく見たら

山田「顔腫れてない？」

知念「うん、腫れてる」

山田「ちょっと病院行こうか」

知念は小さく頷いた。



近くの駐車場まで車を取りに行き、知念を乗せて病院に行く。









看護師「知念さん、知念侑李さん。こちらへどうぞ」

山田「知念立てる？？」

知念「うん」

そう返事はしたが、とてもふらついてる。

なんとかたどり着き、診察を受ける。








医者「流行性耳下腺炎ですね。いわゆるおたふく風邪です」

山田「おたふく風邪ですか……」

医者「はい。子供のおたふく風邪はすぐに治るのですが……大人の方だとかなりの時間がかかるかもしれません。しかし、知念さんの場合は発症したのが今日だと推測されるので……こちらに書いてあることをしていただければ短期間で済むと思われます。」

そういい束になっているプリントを渡された。

山田「わかりました。ありがとうございます」

医者「お大事にして下さい」

知念と俺は頭を下げ診察室を後にした。





家に戻りプリントに書いてあるとおりのことをする。

ただ１人だと大変なのでメンバーに連絡をした。


みんな来れるそうだ。




知念の方に目をやる。

ぐったりとしている。




ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ……

山田「あっみんな来た」

玄関に急いで向かいドアを開ける。

伊野尾「知念大丈夫なの？？」

薮「お邪魔します」

八乙女「知念は今どうしてるの？？」

俺は皆を知念の寝ているソファーに案内した。

山田「こっち」

中島「知念……もしかして流行性耳下腺炎？」

山田「そう」

高木「なに？流行性耳下腺炎って」

山田「おたふく風邪のこと」

有岡「えー知念おたふく風邪なのー！？」

薮「大ちゃん、もう少し静かに」

山田「圭人、買ってきてくれた？」

岡本「うん、はいこれ！」

山田「ありがとう」

圭人から荷物を受け取りキッチンに向かう。

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