完全リクエスト 短編小説３

いのあり ページ20

有岡side


伊野ちゃんに背負われ車に乗った。

伊野尾「大ちゃん熱ありそうだからコンビニよって冷えピタとか買ってくね」

そう言うと伊野ちゃんは近くのコンビニに車を止め

伊野尾「すぐ戻るね」

といい、車を出ていった。


伊野ちゃんは言ったとおりすぐに帰ってきた。


伊野尾「おでこ出してー貼るよー」

有岡「うん」


冷えピタは氷のように冷たかった。



伊野尾「じゃあ行くよー」



伊野ちゃんの運転で伊野ちゃんの家についた。

ドアがあいて降りようとした時

伊野尾「乗って」
と言ってきた。

歩くのも辛くなってきたから素直に乗ることにした。


伊野尾「大ちゃん軽い」

俺はヒョイと持ち上げられ伊野ちゃんの部屋のベッドに寝かされた。


伊野尾「お粥作ってくるからそれまで寝てな？」
有岡「まって……行かないで……」
伊野尾「え……」

１人になるのは少し寂しかった。
でも困るよね

有岡「ごめん、やっぱりなんでもな……伊野尾「素直だね」

伊野ちゃんはそれだけいうと俺を抱っこして１階に行きソファーに寝かせてくれた。

伊野尾「これでいい？？」
有岡「うん」
伊野尾「ちゃんと寝ててね？」

俺は頷いた。

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