完全リクエスト 短編小説５

八乙女×JUMP＆嵐 ページ9

薮side

さっきスタッフさんに呼ばれて楽屋を出ていった光

かれこれ1時間帰ってこない。


何かあるに違いない

そう思い、俺は光を探しに行った。


薮「ちょっと光探してくる、皆は待ってて」

山田「分かった。よろしくね」


他のメンバーをなにか思ったのか俺１人に任せてくれた。


建物の中を走り続け、ほぼ全部の部屋を探した。
しかし、光の姿はどこにも無かった。


それでも探し続けた。
するとどこからか物音がする。
その方向へ行ってみると、そこには誰も使わなさそうな部屋があった。
周りの様子をうかがいながら近づく。

＿＿ｶﾞﾁｬｯ

その部屋の扉があき、そこから出てきたのは楽屋に光を呼びに来たスタッフさんたちだった。

俺はそのスタッフさんたちが見えなくなったのを確認し、部屋に入る。

そこは薄暗く周りはあまりよく見えなかった。
しかし、ハッキリと見えたのは


手首から血を流して倒れている光の姿だった。

俺は慌てて駆け寄り、手首から出ている血を止めようと持っていたハンカチを手首に当てた。

必死に声をかけるが光から返事が帰ってくることは無かった。


携帯を楽屋に置いてきてしまったため、光を抱えて楽屋に戻ろうとした。

その時……

？「おーい！薮！！」

振り返るとそこには…

薮「さ、櫻井くん！」

嵐の櫻井くんがいた。


櫻井「どーしたの？光」

薮「俺もよく分からないんですけど…意識がないんです」

櫻井「そっか、嵐の楽屋すぐそこだからきて！」

薮「はい！ありがとうございます」

嵐さんの楽屋に入ると……

櫻井「ちょっとソファーあけて！」

二宮「はーい」

櫻井「そこ寝かせて？」

薮「はい！」

櫻井「救急車よんだ？」

薮「それが携帯を楽屋に置いてきてしまって…」

大野「んああ、俺呼んどいたよ？」

相葉「さっすがリーダー！」

薮「ありがとうございます！」


それから光の応急手当をして救急車が来るのを待った。


救急車がきて、光は○✕病院へと運ばれた。
嵐のみなさんはJUMPに伝えに行ってくださり、俺は光とともに救急車に乗り込んだ。

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