完全リクエスト 短編小説５

山田×ありちね ページ24

有岡side


最近、山田の様子がおかしい

お昼に出されるお弁当
今まではみんなで食べてたけど、最近山田はお弁当の時間になると必ず

「トイレ行ってくる」
とか
「自販機買ってくる」

と言い、おれらとお弁当を食べることをさけた。

知念も俺と同じようなことを考えてたらしく、


知念「ねぇ大ちゃん。涼介最近変じゃない？」


と言ってきた。


知念「涼介は自分から絶対に言ってこないから聞くしかないよ」

という理由で山田に撮影の後に聞くことにした。



撮影中、山田の様子をチラチラ確認しながら知念とアイコンタクトを取り合っていた。

カメラマン「はい、OKです」

JUMP「ありがとうございました〜」

楽屋に帰る廊下で…

知念「ねぇ、涼介！！」

山田「なんだよ〜どーした知念」

有岡「山田あああ」

山田「大ちゃんうるさい」

そう怒る山田の声はいつもよりどこか力弱かった。
この時点で俺は胸が何だかモヤモヤしてきて、嫌な予感がしてきた。


しかし、俺の嫌な予感は的中してしまった。




知念「涼介最近どうしt………

＿＿＿＿バタン


涼介？大丈夫！！？」

有岡「山田！？」


山田が俺らの目の前で倒れた。
他のメンバーはもう楽屋に戻っていて、廊下には誰もいなかった。

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