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『………そうだね……』
私があまりにも素直で驚いたのか
廉は目を大きく開けたまま何も言わず私を見つめていた
え？
何この沈黙……
沈黙で自分が言った言葉がいかに恥ずかしい事か気付かされる
どうしよう……
私こんな性格じゃないのにきもすぎる！
なにか…！なにか言わないと！！
『いやっ…！！これはなんて言うかさっ！…
廉といると疲れないし本当の自分でいられるから楽しいっていうか……』
私更に変な事言ってない？
でも途中で気付いた時はもう手遅れで
何も考えずに走り出した私はもう誰にも止める事はできなかった
『廉もさこの先誰かと付き合って結婚とかするじゃん？そうなったら私が呼び出しても来てくれなくなるじゃん？…それか嫌だな〜……っみたいな？』
え？本当私何言ってんの？
お酒の力怖すぎない！？
廉の視線がただただ痛くて
もう俯く事しか出来なかった
廉「はぁ〜……」
やっと聞こえた廉の声はため息だった
きもいよね私…
廉「A…」
『・・・』
やだやだどうせバカにされるんだ
この際絶対呼ばれても向いてやらないんだから
廉「・・・」
3度ほど呼ばれた後
廉は何も言わなくなった
諦めたか？
そのまま話題を変えてくれ！！
廉「お前の横にゴキブリおるで」
『えっ！？むりぃぃぃーー！！』
突然のゴキブリに驚いて
咄嗟に私はほっそい廉の体に抱きついていた
でもソファーを見るとゴキブリはいなくて
意味もわからず固まっていると
廉「嘘」
『はぁ！？』
確かに呼ばれても応答しなかったのは悪いけどさ
私がゴキブリ嫌いなの分かってるくせに
嘘ついてさ！！
今はただ怒りだけで廉の方を向くと
私と廉の距離はものすごく近くて……近すぎて……動けなかった
廉「お前のそういう所ほんま……嫌い…」
『な、なに嫌いって…んっ…！』
私と廉は親友だ
恋人じゃないから遊ぶ事しかしない
そう…恋人らしいことなんて何もしない
なのに……
今私は……
廉にキスされている
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A(プロフ) - 完結した作品にコメント失礼します！とても面白くて今夢中で読んでるんですが何かちょっとした事が気になってしまって、、、由香里さん、本当にいい人だねーって一人で凄く思ってます笑 私だったら食い下がってしまってもっと怒りますよ笑笑 (2021年2月18日 5時) (
レス) id: fb33a02219 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - ミミさん» 基本的に推しとの血の繋がりが欲しい系ヲタクなので主人公ちゃんはほとんどの場合自分じゃないです。もう一人の自分？笑笑 (2021年1月6日 17時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - renrennagachanさん» わぁ〜好きなお話だなんて恐れ多い…でもめっちゃ嬉しいです！！結構時間は空いてしまいましたが最後まで読んでくださりありがとうございました！！ (2021年1月6日 11時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - しおりさん» 主人公がしおりさんじゃないんですね笑笑でも平野君の子供に産まれるのも悪くないような……どれにしよ最高の人生ですね！！最後まで読んでいただきありがとうございました！！ (2021年1月6日 11時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - Kyaoshoさん» 平野君にも少しだけ出てもらいました！！きゅんきゅんしましたというお言葉か1番嬉しいです(；A；)ありがとうございます！！ (2021年1月6日 11時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2020年10月10日 19時
