129 FIN ページ29
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抱っこ状態の私を地面に下ろすと箱から指輪を取り出す平野君
紫耀「A左手出して」
私は平野君に言われた通り左手を出すと、持っていた指輪を薬指にはめた
紫耀「サイズもバッチリだ！」
『綺麗〜』
指輪の綺麗さにみとれていると
紫耀「A好きだー」
という声と共に唇に触れる感覚
紫耀「たくさん迷惑もかけたしこれからも迷惑かけると思うけど末永くよろしくな」
『うん！！』
そしてまたキスをする
『やばい平野君！私今すっごい幸せ』
紫耀「よかった〜
でも…Aも平野になるのに俺の事平野君呼びっておかしくないか？」
『あ、ほんとだ…私平野Aになるのか』
紫耀「これからは紫耀って呼べよな」
『し、しょう……くん？』
何年も平野君呼びだった私にはいきなり紫耀呼びはかなりのハードルだった
紫耀「君付けかーまぁ最初のうちは良しとしよう」
色々あったけどこうやって平野ッ…紫耀君と一緒に笑える毎日が良い
たまにうるさくて面倒臭い所もあるけどそこが愛おしい
ｸﾞｩｰ
私のお腹が突如音を鳴らした
『今日紫耀君のご飯食べれると思って朝からなんにも食べてないんだよね』
紫耀「じゃあたらふく食べよ」
『うん！』
私はご飯を食べるために椅子に座ろうとすると
その時時端に置いてあった水に手が当たってしまい自分の服にかかってしまった
『うわ！！』
紫耀「え、大丈夫？」
紫耀君は私の方に近寄ってきて
紫耀「濡れてんじゃん」
そう言って白いハンカチを私に差し出す
強引でティラノサウルスみたいだけど、やっぱり紫耀君は王子様だ
『紫耀君大好き』
1度は抑えようとしたこの気持ちが今なら素直に言える
私が紫耀君に抱きつくと、びっくりしながらも笑って抱き返してくれる
紫耀「俺もだよ」
〜 ティラノな王子様 Fin 〜
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ミミ(プロフ) - みさきさん» ありがとうございます！！その先みたいなのは書こうと考えているのでその時に検討させていただきます！！ (2020年7月29日 22時) (
レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - なあこさん» ありがとうございます！！そう言って頂けてすごく嬉しいです。 (2020年7月29日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 完結おめでとうございます。リクエストなのですが、子供ができたバージョンも見てみたいです。できたらで大丈夫なのでご検討よろしくお願いします。 (2020年7月25日 20時) (レス) id: eb3d2a29bc (このIDを非表示/違反報告)
なあこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごく面白かったです！ (2020年7月25日 19時) (レス) id: 0e3b0babab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2020年5月23日 23時
