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廉「もうすぐやな
待ち時間鬼長かったわ」
私達は100分というとても長い時間を並び抜き
やっと乗る直前の2番の列にいる
このジェットコースターは一列に2人ずつ乗れる
だから美優と紫耀は1番の列で待っている
「もう無理怖すぎた」
「しぬーーー」
ジェットコースターの音と共にさっきまで乗っていた人達が続々と出口に向かっていく
廉「よしゃーー乗るでーー」
『うん』
廉はジェットコースターの座席へと向かうと手を差し伸べてきた
廉「段差あるから気おつけて」
『あ、ありがとう…』
私は廉の手を掴むとゆっくりと引っ張ってくれた
なにいきなり紳士みたいな事してんのよ
さっきまでポップコーン頬張ってたくせに……
私はドキドキを抑えながら座席に座った
「では出発です
いってらっしゃい！！！」
スタッフさんの合図とともに動き出した乗り物
他の人の悲鳴が聞こえてくる
廉「うわーどんどん上がっていくやん
怖なってきたわ」
『大丈夫だって』
美優「私も怖くなってきた！」
美優は後ろの私達に聞こえるように大声で話す
廉「よしっ、皆で手上げちゃう？」
美優「おっ、いいね」
紫耀「嫌だよ」
美優「なんでよ」
美優は紫耀の手を離そうとする
それに紫耀は「無理無理」と言って目を見開いている
そのポジション一年前は私だったなのにな
前を向くと真っ青な空に紫耀と美優が笑っている姿だけが写っている
まるで世界には2人しかいないみたい
誰もその仲に入る事が出来ない
だってほら…二人の間には空の青さだってないもん
・
・
でも今の私には…
廉「A落ちるでぇ〜」
いつも笑顔でちょっぴり強引な廉が隣にいる
廉は私の手を繋いで一緒に手を上げる
もしかしたらそこが1番心地良いのかもしれない
その時私達は一瞬空に飛び、
一気に落ちていった
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ミミ(プロフ) - ななみさん» ありがとうございます！！そんな嬉しいお言葉頂けるなんて嬉しすぎます(；＿；)更新頑張ります！！ (2020年1月13日 18時) (
レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 初めまして。もー一気に読みました。ベランダからその先には何があるの？と、ドキドキしながら読ませていただきました。続きが早く読みたい！更新楽しみにお待ちしてます。 (2020年1月13日 7時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
チャンサキ(プロフ) - ミミさん» 嫉妬系、大好物です！！笑、頑張ってください！更新待ってまーす！！！(*ﾟ▽ﾟ*) (2020年1月8日 21時) (レス) id: 6fad5181d4 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - チャンサキさん» えぇーー嬉しすぎます(；＿；)その匂わせ書く予定ですので更新頑張りますね！！ (2020年1月8日 15時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
チャンサキ(プロフ) - うわあ、ほんとに好きなお話です！！続きが気になりすぎて1時間に1回くらい確認してます笑。教室で紫耀くんの目の前で「昨日楽しかったな」みたいな匂わせしてほしい〜！ (2020年1月7日 22時) (レス) id: 6fad5181d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2020年1月5日 10時
