違った道の隻眼女4【坂田銀時】

第153話 ページ8

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川辺に



やつとよく似た仕草と影






ｻﾞﾘ.......






貴「.......よォ、じいさん」





源外「.............お前ぇさんは...」





貴「ふー..................


.......10年ぶり、だな」






そうだ



あいつの頭以外の遺骨を渡しに来た時以来だ







源外「.......いいのか

あの高杉Aがこんな所にいて」






貴「あ？」






源外「料亭で暗殺された幕吏...｡


あれお前ぇさんの仕業だろ？」





貴「あァ、あれね...」





源外「随分と変わり果てたもんじゃ」





貴「.......」





源外「何があったかは知らんが


こんなとこに何しに来た」






貴「ｸｸ...｡私が憎いのか？

鬼兵隊が壊滅し残党が晒し受けたなァ

大将のせいだからな」






源外「お前ぇさんが悪いと思ったことも

お前ぇさんを憎んだこともない｡」


貴「じゃあ何が憎い」






源外「.......この老いぼれを使おうってのかい」





貴「さァな...｡



ただ...立派な牙が見えたもんだから

勿体ないとは思ったねェ」






源外「.......悪いがこんな老いぼれに出来ることはねぇよ」






貴「言っただろ？

立派な牙が見えたってな...」






源外「カラクリを使えと？

息子とは''人を殺すカラクリ''作って喧嘩したんだ


もう同じ間違いは＿＿＿＿」





貴「だからこそだろ


未だ帰ってこねェあいつの頭....｡

なのに幕府の奴らはちゃんと繋がってる.....


ひでェ話しじゃねェか」





源外「.............」





貴「将軍の首吹っ飛ばすなんて機会


人生で一回あるかないかだぜ...？





私以外はな.......」







源外「ま、待て！」






貴「じゃあなじいさん


.......楽しみにしてるよ」

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