違った道の隻眼女4【坂田銀時】

第194話 ページ49

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踊らせてるというのに




よく働く餌.......






淡々と上手く事が運び








河上「大手だ.............」





伊東「ﾌﾌ.......」






河上「変わった....｡あの男の魂の鼓動が

幼稚なアニソンから骨太のロックンロール



いや.......主もか｡伊東｡

格調高いクラシックから凶暴なメタルでござる」






そして.......






河上「面白い｡面白い音を出すなお主｡



でたらめで無作法、気ままで捉え所のない音は

ジャズにも通ずるか



いやそれにしては品がない」







銀時「てめーは.......」






万斉「例えるなら酔っぱらいの鼻歌でござる」






銀時「てめー、高杉のとこに.......


いや、あいつの男か」






万斉「.............」






銀時「おい聞いてんのかおい！

バーカ！バーカバーカ」






万斉「坂田銀時.......いや、白夜叉...｡


何故お主が新選組にいるでござるかバカ」






銀時「聞こえてんじゃねーかよ」






万斉「まったく.......似ても似つかない音だ

本当に主らかつての戦友か」







銀時「あの伊東(男)は高杉(てめーら)の息がかかったもんだな


新選組の実権握らせて幕府の間者とするつもりか」






河上「背信行為を平然とやってのける者を

仲間にするほど拙者達は寛容にござらん



また信義に背く者の下に

人は集まらぬことも拙者らは知っている」







銀時「じゃああの男は.....」







河上「哀れな男でござる


己が器量を知る時はもう遅い


全て.......砕け散ったあとだ」







銀時「てめーら.......」







河上「眠るがいい伊東.......



新選組もろとも.......」

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