違った道の隻眼女4【坂田銀時】

第175話 ページ30

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新八「高杉A.......


その人が桂さん失踪と岡田似蔵に関わる重要人物？」






桂一派の攘夷志士の元へ連れて来られた僕は



エリザベスと共にその高杉Aについて話を聞いていた







「俺達も桂さんを探すついでに色々調べたんだが


まさか俺たちと同じ攘夷志士の仕業だったとは.......」





「それに高杉Aといやぁ


かつて桂さんと共に攘夷戦争を戦った盟友だ」







新八「攘夷戦争に？」





「あぁ｡鬼兵隊っていう義勇軍を率いて.....」





新八「じゃ、じゃあ、銀さん.......白夜叉とも？！」





「勿論だ｡攘夷四天王に桂さん、白夜叉、高杉Aが.......って、どこいくんだ？」







銀さん達と攘夷戦争に参加してたってことは






『確かに好きだったよ。あいつのこと』





10年前に銀さんと一緒になる約束をしてた方だ





こんな事銀さんが知ったら.......







・・・






銀時「なるほどね.......高杉が...


事情は知らんがおめーの兄ちゃん

とんでもねーことに関わってるらしいな」






鉄子「.......」






銀時「で？さしずめその兄ちゃんにダシに使われちったわけだ


妖刀を探せってのも要は俺の血を吸わせるためだったんだろ？」





妙「あの.......」






銀時「にしてもひどい話じゃねーか

お前全部知ってたんだろ



兄ちゃんの目的知った上で黙ってたんだろ

それで今更兄ちゃんをどうにかしてくれって


お前の面の皮は月刊ジャンプ？」






鉄子「すまん.......返す言葉もない」







銀時「大層兄思いの妹だね

兄が人殺しに加担してるってのに見て見ぬふりかい」






妙「銀さん！！」







銀時「さっさと帰ってくれや


もうめんどくせーのはごめんなんだよ」

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