第172話 ページ27
・
貴「ふーっ...................」
嫌いなはずなのにまたこうして月を見上げる
浮かぶものは目を背けたくなるものばかりなのに.......
そして
どうやらこの船に鼠が一匹舞い込んだらしい
ガチャン
神楽「オイ。お前この船の船員アルか?
ちょいと中案内してもらおうか
頭ぶち抜かれたくなかったらな」
貴「ふー...................」
神楽「オイ聞いて____っ!」
振り返れば
月に似合わないうるさそうな子供が一瞬後ずさった
別に殺意を放っているわけでは無い
武市のような趣味があるわけではない
だがどうしても滲み出る私の黒さは
このガキがあいつのとこにいるガキだって事を知っているからだろう
貴「.......今日はまた随分とでけェ月が出てるな...」
固唾を飲む音が聞こえる
と、同時に向こうに光る銃口
貴「かぐや姫でも降りてきそうな夜だと思ったが.......
とんだじゃじゃ馬姫が降りてきたもんだ」
神楽「っ、」
途端銃声が鳴り響きまた子の叫ぶ声が静夜をさく
来島「貴様ぁぁ!!何者だ!!
A様を襲撃するとは絶対許さないっス!」
護衛とはよく言ったもんだ
来島「銃を下ろせ!
この来島また子の早撃ちに勝てると思ってんスかぁ!」
神楽「また子、また見えてるヨ
シミ付きパンツが丸見えネ」
来島「あ、甘いな!注意をそらすつもりか
そんなん絶対ないもん!毎日取り替えてるもん!」
しっかり動揺してんじゃねェか
くだらねェ.......
そろそろ武市が岡田連れて戻って来る頃だろ
万斉のとこに戻るか…
神楽「いやいや付いてるヨきったねーな
また子のまたはシミだらけ〜」
来島「貴様ぁぁ!!
これ以上A様の前で侮辱する事は許さないっス!!
A様ぁ!!違うんスホントっ
毎日取り替えてますから確認してくださいコレっ」
武市「みなさーん殺してはいけませんよ」
貴「武市。戻ってたのか
今万斉のとこに行こうとしてたところだ」
来島「A様無視っスか?!」
204人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤砂晋助.(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみませんありがとうございます(●´▽`●) (2019年3月30日 3時) (レス) id: f23487b2b0 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 176話が177話になってますよ。 (2019年3月30日 2時) (レス) id: d836fbb346 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - くじら雲懐かしいw (2019年3月26日 9時) (レス) id: d836fbb346 (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - 赤砂さんの作る内容メッチャ好きです!!これからも頑張って下さい!! (2019年3月19日 6時) (レス) id: a39d20f6cd (このIDを非表示/違反報告)
麦ちゃん - いつも楽しみに読んでおります。続編おめでとうございます。これからも頑張ってください。応援しております! (2019年3月19日 5時) (レス) id: ad939e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:赤砂晋助. | 作成日時:2019年3月19日 1時