第123話 ページ27
・
貴「っ…………」
覚悟はしていたが
予想以上の光景に歯を食いしばるしかなかった
「見ろ！白夜叉だけではない！」
「あいつは…鬼兵隊総督、高杉Aだ！」
突っ込む私達を向いいれてくれた天人の群れ…
もう止まることも引き返すこともできない私達は
銀時「行くぞ」
ただ斬った。
我を忘れ本物の鬼になり
もう一度
もう一度四人で帰ろうと
・・・
「何だっこの強さは…！」
「これが白夜叉と鬼の総督………」
暴れれば天人は私達との間に距離をおき
威嚇するだけで士気は下がっていた
銀時「よぉ。生きてっか」
貴「死んで見えるかァ？」
トンと背中に感じる温もりが
荒む心を癒やしてくれる
貴「っ…………。一度聞きたかったんだ。銀時。
お前はなんのためにこの戦に参加した？
こいつらからこの国を守るためか？
それとも武士として名を残すためか」
銀時「さぁな。
松陽を助けるなんて言ったがありゃ綺麗事かもしれねーな。
まぁ、少なくともそんなもんのために死ねるほど行儀のいいバカではないのは確かだ
俺も。お前も。」
貴「確かに、私達はヅラや辰馬ほどできがよくねェ。
武士道なんざ解散ろくでなしの武士だからなァ。
だが、ろくでなしにしか通じねェ話もあらァ。」
銀時「そうだな。」
貴「銀時。
もし…私がおっ死んだら………
先生のことを頼む。
私と同じ………………ろくでなしにしか頼めねェ………」
銀時「じゃあ俺もろくでなしに頼む。」
.
死ぬな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - はっはっはっは！私的名場面！ (2019年3月16日 21時) (
レス) id: d836fbb346 (このIDを非表示/違反報告)
麦ちゃん - 続編、誠におめでとうございます。更新いつも楽しみに、待っております。これからも、頑張ってください。応援しております！ (2019年3月12日 23時) (レス) id: ad939e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - 続々編おめでとうございます!!更新スピードが速いので読んでて嬉しいです!頑張って下さい！ (2019年3月12日 22時) (レス) id: a39d20f6cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：赤砂晋助 x他2人 | 作成日時：2019年3月12日 21時
