おい…。背中…、流してくれねェか（ﾘｸ） ページ16
夢主は緑輝のままいきます
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一つになった2人の部屋にある広すぎるお風呂。
行き先も言わずふらりといなくなった晋助様はまだ帰ってこない。
貴「ふー…………」
広い浴場では小さな吐息さえよく響く
浸かった湯を手ですくいこぼれ落ちる様を眺める
貴「いい匂い………。」
入浴剤で白く濁った湯からは甘い香りが漂う
貴「……………」
どんどん疲れが取れていきウトウトとしていた時……………
高杉「……なんだ。お前いたのか。」
貴「し、晋助様っ？！」
その声に驚き顔を上げると
腰にタオルを巻いた晋助様が私を見下ろしていた
高杉「広すぎていけねぇな。」
貴「そ、そそ、そうですね…！」
高杉「あ？」
目のやり場に困りバッと顔を逸らす
高杉「何紅くなってんだァお前。のぼせたか」
貴「ち、違います…！」
高杉「………………ふっ。そういうこと。」
貴「？…………」
顔を覗き込まれ何か納得したような声に心臓が跳ねる
高杉「何を今更………。男の裸くらい見飽きてんだろ」
貴「好きな方とそうでない方とは違います…！」
高杉「俺の体も知り尽くしてるだろーが。」
貴「なっ……！」
サラッと凄い事言ってシャワーに向かう晋助様は
尚も「何回俺の裸見てんだ」と小声で言っていた
・
高杉「…………」
半分顔を湯に潜ってその大きな背中を見つめる
高杉「A。」
貴「は…は、はい」
高杉「背中……、流してくれねェか」
貴「喜んで。」
そっと湯船から脚を抜き用意してくれた椅子に座る
貴「……………どこに行かれてたのですか」
傷跡だらけの背中に泡立てたタオルで優しくなぞる
高杉「…斬りに…………」
貴「お疲れ様です」
高杉「あァ。…疲れた。」
その言葉と、背中を流し終わるのは同時だった
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りなりー - 最高ですね、続きも楽しみにしてますよ。 (2020年3月17日 20時) (
レス) id: 45e0f85ae1 (このIDを非表示/違反報告)
麦ちゃん - この作品好きですよ。更新すごく楽しみに待っております。 (2019年2月24日 20時) (レス) id: ad939e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
オリオン(プロフ) - ありがとうございます！これからも楽しみにしてます。 (2019年2月13日 19時) (レス) id: 9f4dc91337 (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - 赤砂晋助さん» ありがとうございます！とっても面白かったですまた頑張って下さい！ (2019年2月8日 21時) (レス) id: a39d20f6cd (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - オリオンさん» リクエスト承りました！何か…ん？って感じになりましたが、不満でしたら構わず言ってください！ありがとうございました！ (2019年2月8日 18時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤砂晋助 | 作成日時：2019年2月2日 21時
