【短編集】いったい ぜんたい なんなんだ【鬼滅の刃】

【冨岡義勇】と【不死川実弥】で【取り合い】 ページ8

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「オイてめぇその手離せェ！！！！」




「嫌だ」






....なんで私、冨岡さんと不死川さんに取り合いされてるんだろう。




鬼殺から帰った後、初めは冨岡さんに会った。
そして鮭大根を食べに行かないかと誘われた。



その後私の手をとる冨岡さんを不死川さんが見つけ、反対側の手をとられた。





うん、そして今私は腕を左右に引っ張られている。腕取れそう痛い。






「あのう....腕が痛いので離して下さい」



「Aはどっちがいいんだァ！？！」



「いや無視かよ。」





てかそんな上から見つめないでください。
貴方顔結構怖いんですよ。

しかも眉間にしわ寄ってるし。





「....A、俺はお前を幸せにできる。」



「アァ！？！俺もそんぐらい出来るわ！！」





「いや怒んないで...耳元で叫ばないで...」





めちゃくちゃうるさい。


てかなんで私を取り合ってるの？？？？





「Aは今から俺と【ﾊﾞｷｭｰﾝ】するんだよォ」



「いやしねぇよこの助平(すけべ)が！！！！」







「...いや、Aは俺と【ﾋﾟｰ】するんだ。」



「だからしないって！！！！！」





こいつら日本語が分かんねぇみたいだ！！！



てか徐々に手の力強まってない！？！

私の手折れるけど！？！！






「....仕方ねェ、ここは2人で分担でどうだ」



「いやどんだけヤりてぇんだよ。」





発 情期なのかな？？？？





「嗚呼、そうしよう。」




「エっマジで？？？」





いやまさか2人で仲良く分担！解決！
なんてなると思わなかったもの！！！！



ほんとは仲良いのかな？うん？？




「俺ん家で良いよなァ」



「いや、俺の家にしよう。」





「そこは譲らないのね。」





もうツッコミ不在だよこれ



私しか突っ込むひと居ないよ。




てか私が突っ込んでもこいつら全然耳を貸さないよ。なんなの？





「....じゃあ宿に行こう。」



「アァ、それなら良いなァ。」




「私 が よ く な い」





そして3人で横に並んで手を繋ぐ羽目になった。



幼稚園生かな？？手を繋いで行きましょうねーってか？？？






てか成人男性&成人女性が3人で手繋いでるとか地獄絵図すぎて周りの目が痛いよ。



せめて手繋ぐのやめよっか？






「頼もう」



「鬼狩り様でございますね、どうぞ。」



「ここで鬼狩り様権利使っちゃうんだ」






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【耳責め】に続きます。






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