俺の貞操が非常に危険です。【鬼滅の刃】

貞操２１ ページ24

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( 杏寿郎 )









「 A、なぜ来た 」



『 援護に決まってるでしょうが 』



「 君を危険な目には合わせたくない 」



『 ···煉獄さんが死んだら、いやです 』




だから助けに来ました、と今にもこぼれそうな涙を溜めた目で俺のことを見た。




····ああ、やはり君は愛らしいな。


今にも抱き締めてやりたい、こぼれそうな涙を飲んでしまいたい。




·····こんな状況ですら犯 したいとさえ思ってしまう。



それほどまでにAに溺れている。





もうそこに否定はしない。






『 れんごくさぁｯ·····、しんじゃやだよう··ｯ····！ 』



「 ···うむ！Aを嫁にするまでは死ねない！ 」




そうだ、最愛の嫁を泣かせるなんて夫として恥じる行為ではないか。



俺のしていることはまさに外道だ。






「 (まずいな、もうすぐ陽光が照らす。

···まずは手負いのアイツからだ) 」




上弦の参は俺達から敵を変え竈門少年に距離を詰めた。






「 竈門少年！！ 」



しまった、あれでは竈門少年が···




「 弱者よ、さらば 」




もう、間に合わない


···そう思ったと同時に俺の方に腕が飛んできた。





『 あれれ、敵間違えてない？ 』



「 Aさんッッ···！！！ 」



『 炭治郎は成長中だ。アイツの血を大量に分けてもらったくらいでほざくなよ雑魚鬼 』





天色の目は煌びやかに光った。









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