俺の貞操が非常に危険です。【鬼滅の刃】

不思議なクスリ３ ページ18

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『 しのぶさん、どこいったんだろ····· 』



「 南無···、何故ここに迷い子が····· 」




上を見れば馬鹿みたいにデカい人が立っていた。


って、なんだ悲鳴嶼さんじゃないか。




『 ひめじまさんっ！おれですよぉ、Aです！ 』



「 A、どうしてまたそんなに小さな子に····· 」



『 しのぶさんにくすりをのまされたんです！ 』




ぎゅう、と足に抱きつけば涙を流しながらおれを抱き上げた。


なんともまぁ高い景色なのだろうか。



小さくなる前にも何度か抱き上げられていたけど、高いところってやっぱり怖いな。






『 ひめじまさん、おれかわいいですか？ 』


「 嗚呼、どんな姿になっても君は可愛らしい 」


『 そっかぁ···、おれひめじまさんだいすきです！ 』





おれがそう言うと、悲鳴嶼さんは大量の涙を流しながらおれを強く抱きしめた。


たまには小さくなるのもいいかもな、なんて。




·····悲鳴嶼さん、すごくいい匂いだし。









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