俺の貞操が非常に危険です。【鬼滅の刃】

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貞操１ページ1

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＿＿＿＿朝、ゴソゴソと隣で音がする

かと思えば、

ズシッと上に乗られる感覚と

寝巻きを脱がされる感覚。

眠くて何も考えられずに、ぼーっとしていれば唇に暖かい感触

『 ···んっ、ぅ·····！』

「ん、ちゅ、んッ····· 」

『ちょ、まっ·····！』

急いで目を開ければ、あの水柱の冨岡さんがうっとりとした目で俺を見ていた。

なんだ、なんだその目は。やめなさい。その目は。

『 ···朝からなんなんですかあんた』

「 ···すまない」

『謝るならやらないでください』

「 ·····えっ」

なんでそんな顔するんだこの野郎。

えっ、じゃないんですけど。

こっちがえっ、なんですけど。

「よもや！さつまいものみそし·····、」

『ぎいゃあああああああ！！！』

「 ·····(可愛い) 」

冨岡さんに馬乗りをされている俺を見て、ピシッと固まったまま動かない煉獄さん。

頼む、なにか反応してくれ、そしていつもみたいに笑ってくれ。

こういう時だけ真顔にならないで煉獄さぁん！！

「 ···そんなだから嫌われるんだぞ」

「俺は嫌われてない」

「いいや！少なくとも俺は嫌いだな！」

煉獄さぁぁぁぁぁん！？？？

ああもう冨岡さん涙目になってるじゃないですか！！

『と、冨岡さん、俺は好きですよ···！！』

精一杯のフォローを入れると、冨岡さんは俺を強く抱き締めた。なぜこうなる。

そして煉獄さん、その殺意の湧いた笑顔をやめてください。

「 ···(やはり俺たちは運命、だからこそ)まぐわおう」

『帰れこの野郎』

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＿＿＿冨岡義勇 (21)

もはや何も言えない。ただの馬鹿である。
Aになら何をしても嫌われないと思っている盛大な勘違い野郎。でも打たれ強いのが彼のいいところでもある。

＿＿＿煉獄杏寿郎 (20)

普段どこ見ているのか分からない彼だが実はAを見ているだけ。Aと目が合うとポッと顔が赤くなる可愛い人。ただとても嫉妬深く実は恐ろしい。

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