五条家の守り人 参

第124話 私はまだ ページ37

Aside

少し流す呪力量を増やすか…

主「“呪力流々術・重”」

双剣…2つの剣に同時に流すのは正直きついけど、真人の呪力を削るには二刀流で素早くしないと！！


ードン！！


虎「速っ！？」

七「五条家分家が代々受け継ぐ術式…夜彦さんも素晴らしかったですが、流石は分家の現当主ですね」







主「はああああ！！」


ーブシュ！！


真「くっ！」

主「まだまだぁ！！」


ーザクッ！！


真「っ！」





虎「すげぇ…」

七「女性にだけ戦わせる訳にはいきません。私達も行きますよ、虎杖くん」

虎「おう！！」





もっと、もっと…！！


ーザッ


主「はぁはぁ…」

真「呪力底なしかよ！」

主「言ったでしょ？並の術師より、呪力が多いって」

真「それにしても多すぎだよ」

主「どうも」

真「褒めてないし！」

…とは、言っても流石に呪力を使いすぎたな

正直きつい

真「君と戦っていたら埒が明かない。先に七三術師から片付けようかな」ダッ

主「！ 待て！！」

七「！」


ーピリピリ


虎「！」

呪力の流れが変わっていく！

主「悠仁くん、七海さん！離れて！！」

虎・七「「！？」」


ージャゴッ！！


主「これは…」

虎「ウニみてーだな」

七「端から削っていきましょう」


ーバキバキ


虎「見えた！」


ードドン


虎「チッ！」

主「また逃げた…」

小さくなるから本当に面倒

七「虎杖くんに質問です」

虎「え、今！？」

七「奴は形を変える直前…」

虎「呪力のタメがある」

七「よろしい」

主「狙い所はそこですね」

七「ええ…貴方の呪力探知能力が鍵となります」

主「わかりました」

意識を集中させろ

真人を倒すために！！







真「フッ(笑)」

主「！？」

七「どうしました？」

主「アイツ、何か出してきます！！」

虎「！」

主「おそらく＿＿＿＿」









真「おぇっ…」

七「改造人間！！まだストックがあったのか！！」









真「短髪のガキを殺せ」

虎「！？」

主「悠仁くん！」

虎「俺は大丈夫！！」

主「でも…！」

真「随分余裕みたいだね？」

主「っ…」

真「君にもあげよう…改造人間20体を！！」

改造人間「「あああああ！！！」」

七「Aさん！」

主「大丈夫です。すぐに終わらせます」


私はまだやれる＿＿＿＿＿＿＿＿

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