第115話 それでも ページ28
Aside
ーピリリリリ
伊「すみません…もしもし…え!?」
主「伊地知さん、どうしましたか?」
伊「吉野順平が通う里桜高校に“帳”が下りたと…」
虎「なっ!?一体誰が…」
主「…呪詛師か」
なにか嫌な予感がする
主「伊地知さん、私現場に向かいます」
虎「俺も…」
ーピリリリリ
虎「ナナミンからだ!!もしもしナナミ____」
七「虎杖くん、絶対に里桜高校へ行っては行けません」
虎「俺、まだ何も言ってないのに…」
七海さん、エスパー(汗)
虎「…行かせてくれ」
七「駄目です。理由は今朝も言いましたよね。“帳”が下りたとなると、奴は生きている上、里桜高校にいる可能性が高い…すぐに戻ります。虎杖くん達は待機していて下さい」
ーガチャ
ープープー
虎「…」
主「悠仁くんは、どうしたい?」
虎「俺は…」
主「私は行くよ。だって呪術師だもん。誰が止めても絶対に行く。助けを求めている人がいるかもしれないから」
自分のことは、その次でいい
主「私がしなければ…いや、私にしかできないことをする」
虎「! サンキューA…俺も一緒に行く!!」
主「決まりだね!」
虎「早速…!」
現場に行こうとした私達の前に真剣な表情をした伊地知さん
虎「どいてくれ伊地知さん」
伊「…確かに、私たちの仕事は人助けです。ですが、その中にはまだ君達学生も含まれます。行ってはいけません、虎杖くん、Aさん」
虎・主「「…」」
恐らく、伊地知さんは少年院の時、虎杖くんが一度死んでしまったことを悔いているんだ
だから____
私達の周りには優しい人達ばかり
でも、ごめんなさい…
ースッ
虎「ごめん、伊地知さん」
そう言って、先に伊地知さんの横を通った悠仁くん
主「…伊地知さん、すみません。ですが、悠仁くんは私が必ず守りますから」
伊「Aさん!!」
____ごめんなさい
そう何度も心の中で呟きながら、悠仁くんの後を追いかけた
第116話 帳の中へ〜虎杖side〜→←第114話 始まりの合図
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ろいろい(プロフ) - プスメラウィッチさん» お返事が遅くなり申し訳ありません・・・コメントありがとうございます!オチはその予定です。応援ありがとうございます!頑張ります!! (2021年4月25日 17時) (レス) id: df43d44c89 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - いろいろさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年4月13日 22時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
ろいろい(プロフ) - YUIさん» 再びコメントありがとうございます!時間にある時は更新予定です(^-^)これからもよろしくお願いします!! (2021年3月22日 19時) (レス) id: df43d44c89 (このIDを非表示/違反報告)
YUI(プロフ) - こんばんわ。更新していただきありがとうございます(^∇^)ゆっくりで良いのでこれからも頑張って下さい! (2021年3月21日 20時) (レス) id: 3877204990 (このIDを非表示/違反報告)
ろいろい(プロフ) - YUIさん» コメントありがとうございます!!素敵だなんて・・・(T_T)ありがとうございます!頑張ります(*^^*) (2021年2月28日 16時) (レス) id: 9d275caf6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろいろい | 作成日時:2021年1月27日 19時