第113話 事態急変 ページ26
Aside
ー翌朝
主「今なんて言いました?」
七「…ですから、昨日貴方たち2人が会った吉野順平の母親、吉野凪の遺体が自宅で見つかりました」
虎「なっ!?」
悠仁くんも私同様、混乱しているみたい
順平くんのお母さんが…
主「状況は?」
七「遺体の腰から下が欠損しており、呪霊の仕業かと」
主「…」
どうして呪霊が?
なにかある…
虎「…俺は足手まといかよ、ナナミン。次はちゃんと連れてってくれ。『仲間が死にました。でも僕はそこにいませんでした。何故なら僕は子供だからです。』…なんて、俺はゴメンだ」
主「悠仁くん…」
彼の言い分は分かる
今の私も同じ気持ちだ
だけど____
七「駄目です」
虎・主「「!」」
七「知っての通り、敵は改造した人間を使う。どうしようもない人間というのは存在します。この仕事をしている限り、君もいつか人を殺さなければいけない時がくる…でも、それは今ではない。理解してください。子供であるということは決して罪ではない」
主「…」
こう言ってくれるのは、七海さんだけ
私達のことを心配しているからだろう
七「君にはこれから吉野順平の監視をお願いします」
主「七海さん、私は?」
七「Aさんも一緒に____」
主「…昨日、特級呪霊と戦って、負傷したと聞きました」
七「!」
虎「え!?」
主「私も行くって言ったら、ご迷惑ですか?」
七「…特級術師に近いと言われている貴方がいると心強いですが、今回は駄目です」
主「今回は?どうしてですか?」
七「…」
主「なにか理由があるんですよね?」
七「…」
主「七海さん!!」
つい、声を荒らげてしまった
でも、どうして駄目なのか知りたいから
七「…Aさん、あなたは狙われています。昨日戦った呪霊が、あなたを探していました」
主「呪霊が私を?」
虎「なんでAが…」
七「理由は分かりませんが、狙われているあなたを連れて行くわけにはいきません。なので、虎杖くんと一緒に吉野順平の監視をお願いします」
主「…わかりました」
七「…ツギハギの人型呪霊です。そいつが、改造人間を作っています。くれぐれも気をつけてください」
虎・主「「おう/はい」」
どうして私が?
幼い頃から、私を殺そうとしてきたり、六眼を狙われたりすることはあった
その度に、悟くんや兄様や五条家の人達が守ってくれたけど…
今はいない
自分の身は自分で守らなければならない
呪霊の狙いは一体____
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ろいろい(プロフ) - プスメラウィッチさん» お返事が遅くなり申し訳ありません・・・コメントありがとうございます!オチはその予定です。応援ありがとうございます!頑張ります!! (2021年4月25日 17時) (レス) id: df43d44c89 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - いろいろさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年4月13日 22時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
ろいろい(プロフ) - YUIさん» 再びコメントありがとうございます!時間にある時は更新予定です(^-^)これからもよろしくお願いします!! (2021年3月22日 19時) (レス) id: df43d44c89 (このIDを非表示/違反報告)
YUI(プロフ) - こんばんわ。更新していただきありがとうございます(^∇^)ゆっくりで良いのでこれからも頑張って下さい! (2021年3月21日 20時) (レス) id: 3877204990 (このIDを非表示/違反報告)
ろいろい(プロフ) - YUIさん» コメントありがとうございます!!素敵だなんて・・・(T_T)ありがとうございます!頑張ります(*^^*) (2021年2月28日 16時) (レス) id: 9d275caf6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろいろい | 作成日時:2021年1月27日 19時