五条家の守り人 弐

第88話 写真撮影 ページ45

Aside

主「はぁ…」

なんかどっと疲れた…

悟「大きなため息だねぇ」

主「誰のせいだと…どうしていつもこう、突っかかるの？」

悟「いや〜つい…ね？♡」

主「…」

悪気はないのだろうか…

まあ、わざとやってるんだろうけど

？「あ、あの！」

悟「ん？」

主「さっきの…」

そう言えば名前聞いてない

？「あ、そう言えば名乗っていませんでしたね！京都校2年の三輪霞です！」

2年生…先輩か

主「東京校1年の…」

三輪霞(以下、三)「五条Aさんですよね！？」

主「え、はい…」

三「はっ！びっくりさせてしまいすみません…お名前だけ聞いていたので(汗)」

主「そうなんですね」

悟「Aも有名人だねぇ」

主「悟様がそれ言います？…それより、私達…いや、悟様に何か用が会ったんじゃないですか？」

三「あの、その…」

悟・主「「？？」」

三「い、いいい一緒に写真を撮ってもらえませんか！？」

悟「いいよ〜」

三「えぇ！？そんなあっさりいいんですか！？」

主「じゃあ私撮りますよ。カメラか何かあります？」

三「じゃあ、このスマホでお願いします！」

主「わかりました…いきますよー？はい、チーズ」


ーカシャ


主「撮れましたよ」

三「あの！」

主「？」

三「もし良かったら、Aさんと一緒に撮らせていただいても…」

主「いいですよ！」

三「ありがとうございます！」

悟「じゃあ今度は僕が撮るね…いくよ〜？はい、チーズ」


ーカシャ


三)パアアアア❁⃘*.ﾟ

悟「はい」

三「ありがとうございます！」

主「いえいえ」ニコ

悟「じゃあね」

主「交流会よろしくお願いしますね」

三「はい！ありがとうございました！」





主「写真なんて久しぶりに撮ったなぁ」

悟「僕も」

主「三輪先輩、とても可愛らしい人だったね」

さっき部屋での先輩は厳しい人だなと思ったけど、すごく良い人そう

なんか癒された…

悟「うーん…まあ確かにすごく良い子そうだったけど＿＿＿＿」


ーグイッ


主「！？////」

顔の距離が近い！！

鼻と鼻がくっつきそうなくらい近い

顔が熱い…///








悟「僕はどの女の子よりもAが1番可愛いと思うけどね」

主「え///」

悟「ぶはっ(笑)顔真っ赤(笑)」

主「誰のせいだと！！///」


ーギュウ


主「悟くん？」

悟「しばらくこのままがいい…」

ギュッと抱きしめてくる悟くん

意地悪してきたと思ったら急に甘えてくる

本当、最近の悟くんはよくわからないな…

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