【歌い手】噂のあの子は悪女ハンターでした

one ページ3

プルルルッ プルルルップルル ガチャ

『はい、おはようございます。こちら悪女ハンターです。駆除のご依頼ですか？』


この一言で、私の1日が始まる。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿

『行ってきます。』

…シェアハウスなのに返事が返ってこない。
当たり前だ

だって今の時刻………

朝 4：28 だもん！

返って来るはずがない。




と、いつも通りそんなことを考えながら依頼者との待ち合わせ場所の公園に向かう。









いるかな…おっ！いたいた

『おはようございます。悪女ハンターです。依頼者様ですよね？』


ハル「！…は、はい。依頼しましたハルと申します…。今回はよろしくお願いします…。」


私は依頼者の様子を見てプランを大体の所まで絞る


今回は…結構酷いな。

腕と顔のアザ…リスカの跡…適当に切られたような髪…


悪女中心のいじめを受けてるな。


これは…"アレ"にするか。





『では、今回のプランを説明させていただきます。プランはおすすめが三つほどあります。

一つ目は、徹底的に叩き潰すものです。肉体的にも精神的にもじわじわと追い詰めていく方法になります。
二つ目は、私が転校し、貴女の昔出会った親友を演じ、全てを私が受け、最終日に録画や録音などの証拠を突きつけて心をボロボロにする方法になります。
三つ目は、貴女に2日程耐えて頂くものです。2日程私が録画、録音をしたあと、皆さんに聞こえるような音でそれを流す方法になります。
さあ、どれになさいますか？

貴女の将来と時間を考えると、二つ目が一番おすすめです。』

さあ、どう来る…？

ハル「…2番で、お願いします。」


よし！これ一番得意なプランだから助かった！


『…わかりました。決行日は明日から一週間です。心の準備をお願い致します。料金は後払いになります。』

ハル「！…ありがとう、ございます！」


『では、また明日。』


そう言って私はその場を去った。











…っしゃあぁぁぁぁぁ！！！
一週間ぶりの悪女狩り決行だぜぇぇぇ！！

毎日依頼の電話はあったものの、本当に決行する人ってあんましいねんだよな…


っし！これで久し振りにストレス発散出来る！

高校名はあらかじめ聞いておいたぜ！



あの子も可愛かったし！

いっちょ頑張るか！



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿続く

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している


←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す