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8 -T.O.P- ページ8
スンリが女の子を連れてきた。
始めてじゃないから驚かないけど。
…でも今度は訳ありみたいだな。
スンリが一緒に暮らすとか言ってるから素朴な疑問を聞いてみた。
聞いていいことではないだろうけど、同じ家に住むからには知る必要がある。
するとAちゃんは口を開いた。
A「………」
Aちゃんの生い立ちを聞いて驚いた。
まだ高校生なのに…と。
Aちゃんの目にはうっすら涙が溜まっていた。
きっと今まで我慢してきたんだろうな。
よ「泣きたいときは我慢しなくていいんだよ？」
ヨンベが優しく声をかけた。
Aちゃんは張っていた糸がプツンと切れたみたいに泣き始めた。
俺はその姿を見てきれいだな…なんてガラにもないことを思った。
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作者名：みらゐ | 作成日時：2017年3月28日 3時
