カコのおはなし ページ10
・・
◎6年前
私と辰くんはいつも一緒だった。
少なくとも私は辰くんの事が大好きだったし辰くんも同じ気持ちでいてくれてたらいいな、なんて思っていた。
深澤「 A今日家来て 」
「 行く！ 」
深澤「 ふは、かあいい 」
楽屋に入るなり私を抱きしめに来てぎゅうぎゅう離してくれない辰くん。
この時間がすごい好きだったりする。
深澤「 あれ、ピアス開けたの？ 」
「 …あ、きづいた？ 」
深澤「 俺Aのことすげー見てんもん 」
「 ふふ、うれしい 」
そう言うと辰くんの綺麗な指先が私のピアスに触れて、
深澤「 勘違いかもしんないけどさ、」
深澤「 俺と同じとこに2連空いてんのはわざと？ 」
「 ……辰くんとお揃いのピアス付けたくて、」
深澤「 待ってほんとにかあいい、」
またぎゅうっと抱きしめられて首筋に辰くんの唇が触れた。
それだけで心臓はキュンキュンしてドキドキして頭の中が辰くんでいっぱいになる。
宮舘「 あれ、二人また抱き合ってる 」
渡辺「 お前らも飽きねーな 」
「 ダテさん翔太おはよ、」
深澤「 おはよ〜 」
辰くんの吐息にさえドクンッと音を立てて跳ねる心臓。
辰くんは、なんとも思ってないのかな。
深澤「 A 」
「 ん？ 」
深澤「 早く家帰ってキスしたい 」
「 …っ、」
深澤「 かあいい、顔真っ赤なってる 」
耳元でそんなことを言う辰くんはやっぱりどう足掻いても私よりも強くて、
「 …私もはやく、かえりたい、かも 」
深澤「 誰だろうね、そんなこと言わせるように教育したの(笑)」
そんな辰くんに追いつくことが私の夢でもあった。
・
・
「 おじゃましま、……んっ、？ 」
辰くんの家に入るなりすぐに壁に押し付けられて重なった唇。
辰くんとのキスは好きな人、だからなのかただ単純にたつくんが上手いからなのか息がすぐにもたなくなる。
深澤「 んっ、目トロンってしてる、かあいい(笑) 」
深澤「 もうギブ？ もうキスしなくていいの？ 」
「 や、まだだいじょうぶ、」
深澤「 ほんとかわいい、(笑)」
キス以降、はしたことない。
してみたい、と思ったことがない訳では無いけど、私はこの先ずっと辰くんの隣にいれると思ってたからそんな焦ることもないかなってまだこの時は思っていた。
深澤「 ほんとかあいいよ、A」
深澤「 ふは、かあいい 」
ずっと、隣にいれると。
・・
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未憂ちゃん(プロフ) - 甘いっ！甘すぎる！！！ちょっと糖分摂取しすぎて病気になりそうなぐらい甘いっ！甘すぎるっ！ふっかああああああああ (2020年10月15日 21時) (
レス) id: 40f977cb37 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 天才か！！！！！ (2020年10月15日 19時) (レス) id: d46d7471ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - ふっかは実は意外と嫉妬しいだと思うから、ラギちゃんめちゃくちゃにされてしまえぇーーーー！！！ (2020年10月15日 16時) (レス) id: 175fba176a (このIDを非表示/違反報告)
未憂ちゃん(プロフ) - きたああああああひゃっほーーーーーい！って感じですアレですかね今日は赤飯炊かなくては(ぇ (2020年10月15日 13時) (レス) id: 40f977cb37 (このIDを非表示/違反報告)
しゃおん(プロフ) - さいっっっっっっこうです！！！！！誤解解けてよかったあああああ！！！ (2020年10月15日 10時) (レス) id: 4584ff96a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅん
| 作成日時：2020年10月8日 11時
