ふっかのおはなし ページ46
・・
目黒の家に着いてインタホーンを押すとガチャっと開けられるエントランスの鍵。
ええと目黒の家は5階だから、
目黒「 Aちゃん、」
「 お、え、なんで目黒 」
目黒「 早く会いたかったからエレベーターまで迎えに来た(笑)」
5階に着いてエレベーターから出た途端いた目黒。
そんなことを言いながら左手を取られて、
「 目黒、ごめん、手は今無理 」
目黒「 知ってる 」
「 え？ 」
目黒「 Aちゃんがどうして今俺の家に来てんのかも俺は知ってるつもり 」
目黒「 だから最後に繋いでもらえるかしてみたたけ。キッパリ断られたけど(笑)」
そう言いながらすぐに着いた目黒の部屋。
「 あ、玄関でいいよ 」
目黒「 上がっていって 」
「 ねえ目黒？ 」
目黒「 Aちゃん、俺の言うことも聞いて 」
目の前の目黒は、なんだか泣きそうな顔をしていて、私がふっかの事を話した時と同じような顔をしていた。
「 お邪魔します 」
目黒「 何飲む？ 」
「 いいよ、そんなの 」
目黒「 Aちゃんが一人で俺の家来てくれるのなんて最後だろうからおもてなしさして？ 」
それだけ言ってキッチンに消えた目黒が次に戻ってきた時はお揃いのマグカップにお茶が入れられていた。
「 …ありがと、」
目黒「 Aちゃん 」
「 ん？」
目黒「 Aちゃんに振られる前にもう1回俺から気持ち伝えてもいい？ 」
「 うん、」
目黒「 ありがとう 」
マグカップから手を離して真剣な顔をしてこちらを見る目黒の目線を逸らすことなんて出来なかった。
目黒「 俺は、ずっと伝えてた通りAちゃんの事がすきだよ 」
目黒「 でもAちゃんがほんとは誰のことが好きで誰のことを思っていたかも割と気づいてたつもり 」
目黒「 だからあの時告白なんかせずにふっかさんとAちゃんのサポートを俺がしてあげてたらAちゃんだってここまで悩まなかったよね 」
目黒「 ずるいことしてごめん、」
目黒「 でも、弱さにつけ込んですら手に入れたいくらいAちゃんが欲しかった 」
「 めぐろ、」
目黒「 はい、俺が最後に言いたかったのはこれ 」
目黒「 Aちゃんは騙されやすいから、俺が最後に全部話さないと弱さに付け込まれてたとか気づかないでしょ？ 」
目黒「 だからAちゃんは俺に気遣わなくていいの 」
目黒の瞳からは綺麗な涙が流れていた。
・・
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未憂ちゃん(プロフ) - 甘いっ！甘すぎる！！！ちょっと糖分摂取しすぎて病気になりそうなぐらい甘いっ！甘すぎるっ！ふっかああああああああ (2020年10月15日 21時) (
レス) id: 40f977cb37 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 天才か！！！！！ (2020年10月15日 19時) (レス) id: d46d7471ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - ふっかは実は意外と嫉妬しいだと思うから、ラギちゃんめちゃくちゃにされてしまえぇーーーー！！！ (2020年10月15日 16時) (レス) id: 175fba176a (このIDを非表示/違反報告)
未憂ちゃん(プロフ) - きたああああああひゃっほーーーーーい！って感じですアレですかね今日は赤飯炊かなくては(ぇ (2020年10月15日 13時) (レス) id: 40f977cb37 (このIDを非表示/違反報告)
しゃおん(プロフ) - さいっっっっっっこうです！！！！！誤解解けてよかったあああああ！！！ (2020年10月15日 10時) (レス) id: 4584ff96a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅん
| 作成日時：2020年10月8日 11時
