看病のおはなし . side F ページ24
・・
side 深澤
最初から今日のラギはおかしいと思った。
みっちゃんと笑顔で話しててもどこかしんどそうで、多分みっちゃんもそれは気づいてるんだろうけどこいつ聞かないもんな話。
マネ「 じゃあここで大丈夫？ 」
深澤「 ん、ありがとう 」
「 え、ふっか私1人で戻れるって 」
深澤「 俺が部屋見張ってないと絶対練習くる 」
分かりやすく動揺するラギはほんとに来るつもりだったんだろうなってちょっと笑いそうになる。
まあ、ラギ的に俺とは気まずいから早急に家に着いたら出ていって欲しいんだろうけど、
「 …え、いつまでいんの？ 」
深澤「 ラギが寝るまで 」
「 …は？ 」
深澤「 はい、はやく服着替えて 」
「 え、ちょ、どういう 」
深澤「 はやく、なに？俺に見て欲しいの？ 」
少し顔を赤らめて自分の部屋へ戻っていって、そういう所ほんと変わんないな、
部屋の至る所にある なべ の物が置かれてて、こいつらまだ付き合ってんの？
…俺が口出しする権利ないけど。
「 ふっか、」
深澤「 ん？ 」
「 着替えた、着替えたから、」
深澤「 はい、寝室案内して 」
「 え 」
深澤「 俺ラギが引っ越してからこの部屋来んの初めてだもん、知らないの寝室の場所 」
「 待って、寝室にも入ってくるの？ 」
深澤「 寝るまで傍いるって言ったでしょはやく 」
不服そうな顔をしながらも寝室に連れて行ってくれるラギの後ろを着いて歩く。
ベッドに入ったラギを見て、
深澤「 じゃあ俺帰るわ 」
「 ………あ、うん、」
深澤「 ん？どした？ 」
「 ううん、」
深澤「 …かえってほしくない？ 」
俺は少なくともラギのことは誰よりも分かってるつもりだった。
だから、この聞き方をしてましてや熱がある時にラギがなんて返すかなんて予想はできていて、
「 ……寝るまで、隣いてくれるんじゃないの、？ 」
はい、ご名答。
その返事を聞いてさっきまで開けてた少しの距離を一気に縮めた。
深澤「 ん、寝てて。 適当に買い物行ってすぐ戻るから 」
「 ……すぐ？ 」
深澤「 すぐ、ラギいい子だから待っとける？ 」
「 …まってる、」
あの時のまんま、可愛いとこは可愛いまんまで思い出しそうになる、耐えろ俺。
寝室のクローゼットから覗く見覚えのあるなべのジャージが俺の残っていた理性を保たせた。
深澤「 ちやんと寝てなね？ 」
「 ん、」
・・
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未憂ちゃん(プロフ) - 甘いっ！甘すぎる！！！ちょっと糖分摂取しすぎて病気になりそうなぐらい甘いっ！甘すぎるっ！ふっかああああああああ (2020年10月15日 21時) (
レス) id: 40f977cb37 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 天才か！！！！！ (2020年10月15日 19時) (レス) id: d46d7471ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - ふっかは実は意外と嫉妬しいだと思うから、ラギちゃんめちゃくちゃにされてしまえぇーーーー！！！ (2020年10月15日 16時) (レス) id: 175fba176a (このIDを非表示/違反報告)
未憂ちゃん(プロフ) - きたああああああひゃっほーーーーーい！って感じですアレですかね今日は赤飯炊かなくては(ぇ (2020年10月15日 13時) (レス) id: 40f977cb37 (このIDを非表示/違反報告)
しゃおん(プロフ) - さいっっっっっっこうです！！！！！誤解解けてよかったあああああ！！！ (2020年10月15日 10時) (レス) id: 4584ff96a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅん
| 作成日時：2020年10月8日 11時
