22 ページ22
・・
岩本「 A〜〜 」
「 はーい 」
岩本「 ご飯行こ 」
「 あと5分だけいいですか？ 」
岩本「 んふふ、りょーかい 」
ふっかの連絡先を消してからというもの最初の方は全く仕事にも集中出来なかったんだけど、岩本さんや翔太、真昼のおかげで少しづつふっかのいない生活にも慣れてきて
岩本「 5分経った 」
「 はい、終わりました 」
岩本「 先週行ったとこでいい？ 」
「 ハンバーグですか？ 」
岩本「 そうそう、ハンバーグ 」
「 はい！ 」
財布とスマホを持って岩本さんと二人で1階に降りようとエレベーターに乗ると
深澤「 おつかれ、ひかる 」
岩本「 おお、ふっか。おつかれ 」
深澤「 Aも、おつかれ 」
まさか私にまで言ってくれるなんて思ってもみなくて突然話しかけられた言葉に思わず一時停止。
「 …あ、おつ、」岩本「 ふっか何階行くの？ 」
私が返事したくないと考えたのか遮るようにふっかに話を振ってくれた岩本さん
深澤「 …〜、あー、4階 」
あー、4階って莉子さんの部署あるもんな なんてふっかの話すそんな言葉にいちいち敏感になるのはやっぱりしんどくて
はやく4階きて、ついてって
岩本「 ん、ついたよ 」
深澤「 おう〜ありがと 」
「 …っ、ねえA」
「 …え？ 」
深澤「 会社の京都旅行、行く？ 」
幸い今エレベーター内には私とふっかと岩本さんの3人だけだから別にここで話しているのも誰にも迷惑はかかっていないんだけど、どうして？
どうしていつも、諦めようと思った時に話しかけてくんの？
「 ……あ、うん、行くやと思うけど 」
深澤「 ん、よかった、わら 」
「 んじゃ、昼ごはんたのしんで 」
最後にそう言ってエレベーターから降りていったふっか
……そう、だよね
そりゃ、今この時間に岩本さんと二人で下に向かってる時点でお昼二人って分かるよね、
岩本「 A？ 大丈夫？ 」
「 あ、はい、すみません 」
なんでだろう、わたし
なんかふっかには今から岩本さんと二人でご飯ってこと
バレたくなかったな
岩本「 ん、ついた。行くぞ〜〜 」
「 はい、いっぱい食べます 」
岩本「 払うの俺だからな？(笑)」
「 ふふ、はい(笑)」
・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4968人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もぐこ(プロフ) - 全てのキャラクターが生き生きと動いているような、情景が映像で見えるような。すごく好きです。 (2022年4月14日 16時) (
レス) @page25 id: 691de2f008 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃ(プロフ) - Twitterのお話も読みたいのですが教えていただけたりしますか？（ ; ; ） (2021年1月23日 18時) (レス) id: d36bd6ab32 (このIDを非表示/違反報告)
白濱まお(プロフ) - きゅんさんの作品大好きです！！Twitterのお話し読みたいです！教えて頂けたら嬉しいです^_^！ (2021年1月23日 13時) (レス) id: 55c33233d6 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - きゅんさんの作品全部ツボすぎて大好きです！！！Twitterのお話も見たいのですが教えてもらえたりしますか（ ; ; ） (2021年1月23日 10時) (レス) id: 6b6bdb2007 (このIDを非表示/違反報告)
友(プロフ) - 好きすぎます（；＿；）Twitterしりたいです！！ (2021年1月23日 8時) (レス) id: 2c94d056b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きゅん
| 作成日時：2020年12月23日 0時
