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・・
『 ん、上がろ 』
車を降りるとすぐに繋いでくれる手。
大きいなあ、なんてそれだけでまたキュンキュンしちゃう。
「 ちょ、風磨？ 足早くない？ 」
『 早くない 』
無事エレベーターに乗って、手が離れたと思えば
「 ……んんっ、…………ん、 」
いきなり塞がれる唇。
目の前にはサラサラの風磨の髪。
残ってた手で髪を触ると一気に舌をねじ込まれた。
「 んっ、ふぁ、……やっ、ふま、待っ……… 」
『 ………煽りすぎだから 』
エレベーターが開いてまた手を繋がれて連れていかれる。
風磨の部屋に入ると瞬間に、腰を引かれてまた顔を近づけられた。
『 樹んとこには行かせねーから 』
馬鹿だなあ、行くつもりもないのに。
私には風磨しかいないのに。
「 んふ、嫉妬？ 」
『 ……明日何時から？ 』
「 8時………んんっ、？！…っ、」
目の色が変わった風磨にお姫様抱っこで寝室に連れていかれて、すぐにベッドに降ろされた。
「 ふま、待って、！ 」
『 だめ 』
「 ね、おねが………んっ、ふ、」
『 キスしただけでこんな濡れてんのに何がダメなわけ？ 』
上を脱がす前にスカートの中に手を潜り込まれてショーツの上から触られて、
「 だめっ、！！ …あっ、」
『 何がダメなのかちゃんと言わなきゃ分かんねーよ？ 』
「 や、ごめ、」
『 Aは俺のでしょっ、樹に可愛い顔見せんな 』
「 あっ、あっ、…………やっ、ふま、」
『 イく時顔見せてね 』
「 やっ、やだ、ねっ、あっ、……… 」
達する、そうわかった時恥ずかしさのあまり目を逸らそうとするとガッツリ顎を持たれて自然と重なる瞳。
『 よそ見ダメって言ったでしょ 』
「 ふ、あっ、あっ、…………ああ〜〜っ、！！ 」
『 俺と目が合って締まったんだけど 』
『 そんな興奮しちゃった？ 』
そこからはあんまり記憶がなくて、目が覚めると隣に風磨は居なかった。
…………痛、腰痛すぎ、砕けそう。
ガラッと寝室のドアが開くと私の大好きな人。
『 起きた？ おはよ 』
「 ん、おはよ。今何時？ 」
『 7じ 』
「 朝起きるの苦手なのに起きれたの？ 」
『 A8時からって言ってたから起こそうと思って 』
自分は朝苦手なのにそんな優しさにまたキュンとした。
『 ……でもさ、その格好は誘ってんだろ 』
「 へ、あ、ちが、」
『 あと1回だけ 』
「 だめっ、！！！腰砕ける！！」
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なす(プロフ) - 読ませていただいてます。とても面白いのですが、少し誤字が目立つので改善していただくと嬉しいです。 (2021年3月14日 8時) (
レス) id: dedfea958d (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - 久しぶりの更新めちゃくちゃ嬉しかったです！完結まで楽しみです！！ (2021年3月4日 20時) (レス) id: ac9ad54f15 (このIDを非表示/違反報告)
NORI - 読ませて頂いている者です！！めちゃくちゃ話のストーリーとか大好きです(≧ω≦) もうすぐ完結なのが寂しいけど最後まで読みます！！ (2020年10月15日 17時) (レス) id: 16041f05e8 (このIDを非表示/違反報告)
栞 - すごい好きです！！ (2020年9月10日 22時) (レス) id: dec0c2b2b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅん
| 作成日時：2020年8月24日 8時
