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次の返事を何しようか考えている時、ぎゅ、と後ろから抱きしめられた
そんな事を今できるのは一人しかいないんだけど。
「 ……ちょ、」
『 なに、誰かいんの？ 』
「 友達と一緒って言ったでしょ 」
『 …女のコって言ってたよな？ 』
「 …うん、」
『 ………とりあえず、夜でもいいから俺ん家寄って。そろそろ会わないと俺が死ぬ 』
それだけ言って切られる電話。
ほんと、ずるい。 リコさん とずっと重ねてるくせに。
「 …ね、辰哉くん 」
深澤「 怒ってる？ 」
「 怒ってる 」
深澤「 ほんとはチューしたかったけどAエ ろい声出しそうだったから我慢した 」
「 …ドヤ顔しないでよもう、」
辰哉くんの腕を解こうとしてもずっとずっと巻いた腕を離さないし、
「 辰哉くん、重たい 」
深澤「 風磨じゃないとダメ？ 」
深澤「 俺が満たしてあげるよ 」
その瞬間ふわっと体を抱き抱えられてあっという間に着いた寝室。
「 んね、待って、」
深澤「 俺が今でも好きって言ったら俺ん所くる？ 」
「 言う気ないくせに言わないでよ、」
深澤「 好きだよ、A 」
そのまんま降ってくるキス。
ちゅ、ちゅ、と音を立てながらするなんてほんとにずるい。
「 やっ、…………ふぁ、たつやく、」
深澤「 かわいい 」
「 んねっ、………んっ、」
深澤「 今は、風磨のこと忘れて 」
・
・
深澤「 腰大丈夫？ 」
「 …大丈夫じゃない 」
深澤「 服汚れちゃった、ごめん 」
「 中途半端に脱がしてするから 」
深澤「 俺着衣が好きだから 」
「 ねえ辰哉くんそれはほんとに 」
深澤「 キモイとかいうな 」
「 まだ言ってない 」
少し汚れてしまったせいで、辰哉くんの家にある服とジャージをお借りして家を出た。
深澤「 また、いつでも連絡まってる 」
「 …………ごめんね、ありがとう 」
深澤「 俺はAとヤラシイことできるから大満足だよ？ 」
「 …もう、連絡しない 」
そう言いながら辰哉くんの家を後にした。
スマホには新しく風磨からの沢山の新着メール。
このまんま、行こう。お風呂は借りれたしあとは寝るだけだし、少し痛めた腰を擦りながらタクシーで風磨の家まで。
……………会ったら泣いちゃわないかな、心配。
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なす(プロフ) - 読ませていただいてます。とても面白いのですが、少し誤字が目立つので改善していただくと嬉しいです。 (2021年3月14日 8時) (
レス) id: dedfea958d (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - 久しぶりの更新めちゃくちゃ嬉しかったです！完結まで楽しみです！！ (2021年3月4日 20時) (レス) id: ac9ad54f15 (このIDを非表示/違反報告)
NORI - 読ませて頂いている者です！！めちゃくちゃ話のストーリーとか大好きです(≧ω≦) もうすぐ完結なのが寂しいけど最後まで読みます！！ (2020年10月15日 17時) (レス) id: 16041f05e8 (このIDを非表示/違反報告)
栞 - すごい好きです！！ (2020年9月10日 22時) (レス) id: dec0c2b2b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅん
| 作成日時：2020年8月24日 8時
