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私達は急いでポワソン町へと向かった。
､､､到着したポワソン町は
見るに堪えない姿になっていた。
ﾊﾟ「そんな､､､な、なんでこんなことに､､､」
家も足場もボロボロで、人の気配も全くと
言っていいほどしなかった。
､､､皆んなが安全な場所へ避難していることを祈ろう。
ﾊﾟ「ナヴィアがいるはずだよな？
あいつに状況を確認しにいかないと､､､いや、
あいつの状況を確認しないと！」
『うん、急ごう。』
______________
ナヴィアさんを探す為に
ポワソン町を歩き進めた。
ﾊﾟ「ここまで歩いても、まだ誰もいない､､､
オイラ、怖くなってきたぞ､､､」
重苦しい雰囲気が流れていた時、
ポワソン町の住民であろう男性の声が
聞こえてきた。
「ああくそ！これで
どうやって暮らせと言うんだ！」
とりあえず、無事な人が居てよかった。
「じっとしして､､､動かないで！
今すぐ行くから、バランスを保って！」
その人は屋根の上に居る男性に向かって
そう言った。
「お、おう､､､！早くしてくれ！」
この人達が居るなら、まだ生きている人が居るはず。
私達は走ってポワソン町の奥へと向かった。
「ああ､､､この歳で､､､独りでどうやって
生きていけばいいんだ､､､」
「うぅ､､､デジレ､､､」
ﾊﾟ「あの人、すっごく悲しそうだな､､､うぅ､､､」
「あ、足､､､私の､､､足が､､､」
「分かってたらむやみに動かなかったのに､､､
痛い､､､痛い､､､」
「もうちょっと頑張って、すぐに救助が来るから！
ほら、私の手を握って。
少しはマシにならない？」
(2023/11/08)
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作者名：夜月 | 作成日時：2023年11月8日 18時
