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257. ページ48
ﾊﾟ「､､､じゃあ、もしある日、
もうすぐ閉店するから、2度とここのケーキは
食べられないって言われたら、お前はどう思う？」
ｾ「なんで閉店するんですか？」
セドナさんはパイモンちゃんにそう返した。
ﾊﾟ「オ、オイラにもわからないけど。
たぶん､､､えっと、明日になったら
水が上がってくるから？
例えば予言にあったみたいに､､､」
ｾ「予言､､､私はあんまり
気にしたことないんですよね。
でも、もし明日食べられなくなるとしても、
今日も必ずケーキを食べますよ。」
ｾ「人間がご飯を食べるのと同じです。
明日たとえ食べられなくても、
今日食べられるなら食べ続ける。
人間はこれを「生活」と呼んでいます。」
その言葉を聞いて、私達は顔を見合わせた。
パイモンちゃんと蛍ちゃんが
今の話を聞いてどう思ったかはわからない。
けれど私はセドナさんから出た言葉が
前向きなものでよかったと感じた。
ﾊﾟ「､､､そっか。」
パイモンちゃんは悲しそうに言った。
(2023/11/29)
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作者名：夜月 | 作成日時：2023年11月8日 18時
