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ﾅ「コホンｯ！みんな話を聞いてちょうだい。
それとも、適当に誰かを選んで
この場を任せることにする？
あんたはどう？」
そう言ってナヴィアさんはフレミネ君に
問いかけた。
ﾌﾚ「えっ！？む、無理だよ､､､」
ﾅ「じゃあ、ヌヴィレットさんは？」
ﾇ「私がその役を担えば、この船を法廷のような
雰囲気に変えてしまうだろう､､､」
審判の時ならばヌヴィレットさんが適任だが、
今回は訳が違う。
やはり気軽に話せるような雰囲気に
変えてくれる人がいいのだろうか。
ﾅ「ほらね、進行役はやっぱり地元の
大ボス、つまりあたしがやらないと！
これで、あたしに注目してくれるね？」
ｸ「前置きが長すぎる。」
ﾅ「うぐっ､､､確かにそうだけど､､､とにかく！
あたしたちの共通の友人である旅人と
Aが、みんなを集めて今後のことについて
相談したいんだってさ。」
ﾅ「具体的にはそうね､､､みんなで力を合わせて
「トラップ」を一式仕掛けるの。」
ﾘﾈ「へえ？なんだか面白そうだね。」
ﾅ「でしょ？まあ「トラップ」っていう表現は、
ついさっきクロリンデから聞いたのを
そのまま使っただけなんだけど､､､」
ﾅ「あはは、急にみんなの前で
話すことになったからさ。
具体的な内容は彼女に説明してもらいましょ。
さあ、拍手〜！」
ｸ「はぁ､､､自分に任せろと言っていたはずだが？」
ﾅ「まあまあ、あんたの仕事ってあんまりしゃべる
機会ないんでしょ？これを機に鍛えておけば、
職場でも気の利いた言葉を自然と使えるようになって、
上司からも贔屓してもらえるんじゃない？」
ﾅ「それに、親友からの印象も良くなるかもよ？」
ｸ「親友､､､？」
ﾘﾈ「もしかして、Aのことかな？」
ﾘﾈｯﾄ「Aの親友は私なのに､､､」
ﾌﾚ「リネット、その､､､そんなに落ち込まないで。」
ｸ「そうか､､､では、「上司」と
Aはどう思いますか？」
(2023/11/22)
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作者名：夜月 | 作成日時：2023年11月8日 18時
