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ﾊﾟ「でも、この絵を繋げて見てみると、
どっかおかしい気がしないか？
うーん､､､」
ﾅ「､､､そうね､､､」
ﾇ「､､､､､､」
､､､水神が神座で泣く前に、何故
水神が周りを囲まれて水に沈んでいるのだろう。
蛍「パイモンの言うことがわかった。」
『石板の順番が少しおかしいね。』
ﾅ「確かに！もしこの4枚の絵が時系列順に
並んでいるとしたら、
4枚目のフォンテーヌが、水没する絵が先で、
次に3枚目の水神様が水に落ちる絵になるはずだよね？」
ﾇ「だが、この石板では順序が逆になっている。」
蛍「2枚目の絵もすごく気になる。」
ﾅ「これが時系列どおりなら､､､3枚目にフリーナ様が
いるし、この2枚目に描かれてる方は
先代の水神様なのかも？」
ﾇ「エゲリアか､､､彼女を実際に見たことはないが、
絵に描かれた彼女の姿は確かに記録と一致している。」
ﾇ「先代水神が空に浮かぶ島に向かって跪き、
その姿はまるで罪を認めているかのようだ､､､」
ﾅ「まさか、水神様が罪を犯したってこと？
そうじゃなきゃ、こんなことする理由が､､､」
水神が神座で涙を流した時、
初めてフォンテーヌ人の罪は洗い流される､､､
ﾅ「どうして、こんな古い石板が存在するのか
気になってたけど、内容を見た感じ､､､
まさか、これが予言の元になってるとか？
過去にもこの石板を見た人がいるんじゃない？」
ﾊﾟ「だったら、石板を作ってこの言葉を残した人は
誰なんだ？」
ﾇ「､､､､､､」
ﾇ「どうやら、その手がかりはフリーナから
得るしかないようだ。」
ﾅ「そうね、もう近くに手がかりはなさそうだし、
ここで時間を無駄にするのはやめて戻りましょっか。」
ﾊﾟ「そうだな、まずは安全な場所まで戻ろう。」
蛍「､､､､､､」
私達は外へと出た。
ﾅ「ここで別れましょ。一応、まだ棘薔薇の会の
ほうを見ておきたいからね。
ほら、助けてもらっているにせよ、
自分の目で見といたほうがいいことって多いし、
そのほうが安全でしょ」
ﾊﾟ「あちこち走り回ったのに、まだそんな
体力があんのかよ？元気だな､､､オイラは
くたくたでもう倒れそうだぞ､､､」
ﾅ「今夜はサーンドル河に戻って、休んでちょうだい。
長いこと付き合ってくれてあんがとね。」
(2023/11/19)
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作者名：夜月 | 作成日時：2023年11月8日 18時
